リニューアル工事リポート

サイエンスエッグの座席のお話(平成23年11月10日)

サイエンスエッグの主役たちがその姿を消し始めたサイエンスエッグにはまだまだ重くてバラバラにしないと運び出せない部品や機器がたくさん並んでいます。そんな中で11月9日(水)に工事の記録のための写真撮影をしていたら、「こんなに座席カバーが擦り切れていたのは見たことが無いです。」と現場で作業をしている方に言われました。もっと早くに他の館は交換しているということをおっしゃているのかと思いお話を続けていたら、「それだけたくさんのお客様がいらしたということです、たくさん使ってもらえましたね。」と言ってくださいました。擦り切れた座席はこの17年間でどんなにたくさんのお客様をお迎えしたのかということを物語っているんですね。あまりにも擦り切れがひどい部分にはスタッフの工夫によりTシャツをかぶせて座席カバーとして使っていたことに気づいた方もいらしたのではないでしょうか?

大きな機器類を運び出した後にはどんな工事が始まるのでしょうか?まだまだ運び出しには時間がかかりそうです。写真にあるように、「残」というシールは廃棄せずに残すという意味のシールです。新しいプラネタリウムで活躍をするのかはまだ未定とのことですが、楽しみがまた一つ増えました。

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座席が撤去された様子
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ドームのスクリーン
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プラネタリウム番組のスライドトレイ
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雪降り投影機