ロクトリポート

農と食の体験塾 大豆編 第5回レポート

2017.08.15 11:51:08

 旧東大農場において、生態調和農学や都市農業における栽培技術、市民が参加するまちづくりについて「農」を通じて、学び、体験するプログラム 「農と食の体験塾 大豆編」。
7月4日(火)に行った第5回では、種まきから約20日経って苗も育ってきたので、防鳥ネットを外し、間引きを行いました。

防鳥ネットはその名の通り、鳥に撒いた種を食べられるのを防ぐためのものですが、鳥が一番好むのが双葉の状態の苗だそうです。大豆の場合、ふた葉(子葉)→本葉(初正葉)→三葉の本葉(第一複葉)まで育つともう鳥には食べられないため、第一・第二複葉が現れるのを待ってネットを外します。

ネット外しは思いのほか慎重な作業でした。というのも、きれいに畳めば次に使うときに楽だから。
広げやすさを考えながら、端からびょうぶ畳みにしていきます。

ネット回収2
横一列に並んで、声をかけあい歩調をそろえて畳んでいきます

ネット回収8
ネットの脇に通った針金も、きれいに丸く巻きとります

ネット回収7
畳んだネットを約1メートルの感覚でしばります

ネット回収11
さらに、毛糸を巻く要領でまるくまとめます

ネット回収完了
巻き取り完了。これで次に使うときはスムーズにネットを広げられるはずです!


こちらがネットを外した後の畑。
種まきから20日
種まきのとき、一つの穴に3粒ずつ大豆をまいていったので、2~3本の苗が出ているところがほとんどですが、このままでは競合してうまく育たないので、せっかく伸びた芽ですが、1株だけを残して間引きします。

間引きのやり方1
苗を引き抜くと、残したい株の根まで傷つける可能性があるので、ふた葉(子葉)のすぐ下で切り取ります。こうすると、残った根は枯れてなくなります。
残す基準は、大きく育っていること、葉に病気・虫食いがでていないこと。3本あった場合は、中間の1株を残すのが一般的だそうです。

間引き作業2間引き作業3
せっかく育ったかわいい苗ですが、今後の収穫を考えて、心を鬼にして(?)間引いていきます。

間引き作業4
間引きの後、畝と畝の間の土にクワを入れて、雑草を掘り起し(除草の効果)、畝に土を寄せます

作業後の畑道具洗い
作業完了。残した1本がすくすく成長することを祈りつつ、使った道具をきれいに洗ってしまいます。

以下、記録係の丸山さんのレポートから抜粋です。

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 曇り・気温29.4°C・湿度66%(西東京市のピンポイント天気より)という熱中症日和のなか、防鳥ネットの取り外し作業、株の間引き作業、草かき作業、土ならし作業を行なった。終了後、前回に続いて在来種の栽培研究用のきゅうり、なすが配られ、試食させていただいた。
蒸し暑い中の畑作業、ベテランの廣澤公太郎さん(多摩六都科学館統括マネージャー)や前回受講生のリードで、みなさん汗びっしょりかきながらもサクサク作業。2時間で作業を終了した。
手島英俊指導員は次回の作業を考え、防鳥ネット取り外し作業の一連の手順、作業のポイント、要領を丁寧に指導。外したネットの取りまとめはきれいに仕上がった。これで次にネットを使用するとききれいに広げられそう。
6月16日の第3回時に播種された大豆の株は約10㎝~20㎝程度に育っていて、多くは二株とも伸びていて前回講義「ダイズの生育」で学んだ「初生葉展開」を終えて「第一複葉、第二複葉」が出ている状態
。根瘤菌の働きや夏の強い日差しや雨の恵みを受けて、すくすく育つことを期待しよう。

江戸東京野菜
暑くてお天気のいい日が続いているので、キュウリも豊作のようです。


パブリックリレーションズグループ H




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