ロクトリポート

「妖怪ドロリンスライムをつくろう」を開催しました!

2016年7月2、3、9、10日に
「妖怪ドロリンスライムをつくろう」を開催しました!
たくさんの方に応募頂いたので回数を増やし、
1日3回、計12回開催しました。

妖怪ドロリンスライム HP用

今回はこの学研のキットを使いました。

まず、工作の前に「スライム」についてのお話です。
「スライムさわったことある人~?」
と、聞くと半分ぐらいの人は
「あるある!つくったこともある!」
と、答えてくれました。

「では、この4種類の中でスライムはどれでしょうか?」
と、4種類の”なにか”が入った
タッパ―を渡し、自由に触ってもらいました。
におい・色・手触り・・・・。などなど、
違いを表に自分なりの言葉で書いてもらいました。

4種類3

スライムはどれでしょうか?

違い調べ

さわって、においをかいで、違いを調べました。
みんなかなり、真剣です。
「これはスライムだ!つくったことあるのに似てる!」
「これは、絶対スライムじゃないよ~。」
などなど、話ながら表を埋めていました。

感想

同じものを触っているけれど、
感じ方、表現の仕方がみんな違っています。
でも、全部が「その通りだな!」と共感できました。

手触りやにおいなど、他人に伝えるのって難しいですよね。
でも、まず、自分が違いに気づけることが大事です。
しっかり観察して、どんなことを感じるか・・・みんな真剣でした。

そして、、、どれがスライムだったのでしょうか???

正解は・・・・

4つとも全部スライムでした!

「えぇぇえええぇええ~~!ずるいよ!」
との声を多く頂きました。
すいません。。。イジワルクイズ。

スライムという言葉は科学的な言葉ではなく、
どろどろしたもの、ぬるぬるしたもの。。
などの事で、
誰かがそう感じれば、スライムなんです。

その後、固体・液体・気体・ゲルについてのお勉強をして、
やっと、、、、
工作です!

つくる

つくり方はとっても簡単!
水に4つの小袋に入ったスライムのもとを、
順番に混ぜていくだけです。
(科学館ではボールと泡だて器でつくりましたが、
かきまぜ用のカップと棒もキットの中に入っています。)

O

最後は、手で、しっかりと

もみ込んで、完成!!
みんな、よく伸びています~。

最後に、どれぐらい伸びたのか!?
ちゃんと、測って数字にします。
しくみの部屋の階段に、伸ばすための場所をつくりました。
最長2m20cmまで測れます。

O

順番に上から垂らします。。。
どれぐらい伸びるかなぁ???

O

おっ!!
大成功!!下まで伸びました~。

O

 ちゃんと記録にすることも大事なことです。

 O

記録と気を付けたことがちゃんと書かれています。
ちゃんと残しておくことで
次にやったときは、もっと記録出せそうですね!

 サイエンスチーム ささき

☆★☆★ ちなみに ☆★☆★
今回、使ったキットは、
多摩六都科学館のミュージアムショップでも買うことができます。
在庫がなくなりましたので、当館ミュージアムショップでは販売終了しました。
本屋さんやネットショップなどでお買い求めいただくことができます。)
とっても、良く伸びて、手にくっつかないので、
遊びも実験もやりやすくて楽しいですよ!
自由研究のまとめ方や、実験パウダーなども入っています。