ロクトリポート

自分で治す!予防する!「生活習慣病」

2018.10.28 16:24:10

みなさん、年に1度は健康診断を受けていますよね?

診断結果に「経過観察」や「要再検査」などと記入があった時、あなたはどうしていますか?
重大な病気の可能性なら誰でもすぐに精密検査を受けると思いますが、血圧や血糖値、脂質といった項目の数値が
正常範囲でないという程度ではどうでしょう?

高血圧や糖尿病、脂質異常症からくる動脈硬化などの「生活習慣病」は、その名の通り、生活習慣に問題があると
発症します。

「生活習慣を見直して改善しましょう!」

…なんて、聞き飽きているし、分かり切ったことと、私も思っていました。

診断の数値に異常がある場合、医師による治療の必要性が前提ではありますが、未病の段階に自分自身で対処できること、それをしっかりと継続できる秘訣を改めて考えることができる講座があります!

 

11/10(土)開催
実録!改善数値でなっとく解説 自分で治す!予防する!「生活習慣病」

 

生活習慣病は大人だけの病気ではなく近年子供への広がりも見せています。

健康を維持、予防、改善する為に、正しいセルフメディケーションの知識と技術を身に付けることは、子供から年配の方まで全ての世代に必要と言えます。

 明治薬科大学の石井先生は、薬剤師を目指す学生の指導者であると同時に、薬を飲まなくて良い状態にするための活動を推進しています。

石井先生はいつも力強く仰います。
“薬を飲んで検査数値が正常値であるというのは正常ではありません。薬を飲まなくても正常値を示すことが本当に健康な状態です。”

聞けば納得!年に1度の講座です。
今回の講座では、私たち科学館スタッフがモニターとなって一年間取り組んだプロジェクト「健やかカラダづくり」の成果をデータで示して解説します!
プロジェクトは今年度で3年目。現在は「ロクトメンバーズ」会員よりモニターを募り現在も進行中です!

講座への参加は引き続き募集中です!
みなさんのご参加をお待ちしています!

 

研究交流グループ

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郷土史と科学から見る地域の防災

2018.08.31 15:52:17

9月1日は防災の日。
以前は防災というと地震への備えが真っ先に浮かんでいましたが、最近は大雨や強風など、さまざまな自然災害が気になるようになってきました。
よく「引っ越すときは昔の地名を調べろ」と言われることがあります。地名に「川」「沢」「窪(久保)」といった文字が入っているところは、むかし水が流れていた場所である可能性が高いので、地震や大雨への対策を慎重に考えた方がいい、といった見方です。最近では地盤改良などの技術も進んでいるので、水にちなんだ文字が地名についているからといって災害の影響をすぐ受けやすいというわけではありませんが、地域の歴史(郷土史)と地盤や土地の高低などの地形的特徴を重ね合わせてみると、災害への強さが見えてきます。


★神社仏閣は災害に遭いにくい?

水害や地震が発生したときに、古くからの神社仏閣のある場所は被害が小さいことがあります。これを神仏の力によるものと見る人もいますが、郷土史・科学といった学問的視点で見るとそれらの場所が昔から地形的にとても強い場所を選んで作られていることがわかってきました。開発が進んで昔とは様変わりした地形も、盛り土や切土、埋立等をする前の地図を参考にすると安全な場所・危険な場所の推定ができると考えられています。
今回の講座では、「郷土史防災」というユニークな切り口で、地域の地形と災害への耐性を考えます。

下野谷 周辺土地条件

▲紫…盛土 赤…平坦化地 黄…洪積層
洪積層は縄文時代に今よりも海水面が9m近く高かった時代でも陸地だったところで、地盤が固く水はけが良い土地(高台)です。
高台にぶつかって川が蛇行して流れていた事が判ります。そのぶつかったところにあった山を削って平らにし、
その土を川の上に埋めて盛土したと考えられます。

★講座で学んで、歩いて実感!
今回は講義とフィールドワークの2本立てで開催します。
講義では防災の専門家である防災科学技術研究所の増田和順(ますだかずより)氏を講師にお招きし、実際に災害を免れた場所の事例を引きながら、過去の人々が地形を読んでどのような建物を作ってきたか、時代と共にその土地への意識がどう変わってきたかなどをお話しいただきます。フィールドワークでは、縄文時代の遺跡(下野谷遺跡)や東伏見稲荷神社といった遺跡・史跡が集まる西武新宿線東伏見駅~西武柳沢駅周辺を実際に歩き、災害に強い場所・弱い場所の特徴を実感します。ここでは増田先生に加え、西東京市教育委員会社会教育課の学芸員・亀田直美さんから下野谷遺跡の特徴などについてお話しいただきます。

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【イベント概要】
連続講座「郷土史と科学から見る地域の防災」

① 講座編
古くからある史跡や神社仏閣が災害に遭いにくいのにはわけがある!?
地域の地形と歴史を合わせて読み解く郷土史防災の視点から、
自分が住む地域の安全について考えてみましょう。

日 時:11月3日(土) 13:00~14:30
会 場:多摩六都科学館レクチャールーム
講 師 : 増田和順(防災科学技術研究所)
協 力 :西東京レスキューバード
対 象 :中学生~大人
定 員 :40名
参加費:入館券のみ(大人500円、中・高校生200円)
応募締切:10/22(月)必着

②フィールドワーク編
過去~現在の地形図を見ながら、実際に東伏見稲荷神社や下野谷遺跡などを歩き、
科学と郷土史両方の視点を合わせて地域の防災について考えてみましょう。
 ・少雨決行、雨天時は柳沢公民館で解説のみ行います
 ・合計一時間弱、徒歩で遺跡・史跡をまわります(坂道あり)

日 時:11月24日(土)10:00~12:15
会 場:西東京市内(東伏見駅集合・柳沢公民館解散)
講 師: 増田和順(防災科学技術研究所)、西東京レスキューバード
協 力: 西東京市教育委員会、西東京市柳沢公民館
対 象: 中学生~大人 ※参加者以外の同伴不可
定 員: 30名(最少催行人数20名)
参加費: 50円(保険料として)
応募締切:11/12(月)必着

【参考】協力先ウェブサイト

■国立研究開発法人防災科学技術研究所 

■西東京レスキューバード

学びの秋!大人のための平日科学講座

2018.08.26 16:34:32

夏休みも山場を越え、子供たちは宿題に追われている頃でしょうか?

多摩六都科学館では、9月から12月にかけて、平日に大人向けの科学講座を開催します。
テレビ番組などで注目が高まっている「地学の街歩き」、
宇宙への果てない興味をそそる「現代天文学」、
小学校の授業で必修になる事でも話題の「プログラミング」、
カフェ六都なおきちとのコラボ企画「ハーブ」と、さまざまなテーマを揃え
今学びたい大人の方々の知的好奇心に応える企画です。

 

★こんな方におススメ!★
・新しい発⾒をしてみたいシニアの⽅
・平⽇の時間を有意義に過ごしたい主婦の⽅
・色々なことに興味がある学⽣の⽅

※連続講座ではありません。各イベント毎にお申込みが必要です。

 

 

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■大人のための地球科学入門

地球科学の入門的な講座です。自分が住んでいる地球内部の活動と身の回りの自然のつながりについて、一緒に考えてみましょう。

9/27(木),10/25(木)

時間:11:00~12:00
講師:小田島 庸浩(当館 研究・交流グループ)
対象:大人(18歳以上、高校生不可)
定員: 各日30名
参加費:入館料のみ(大人 500円)
申込方法 :当日開館時より参加券を配布(先着順)

 

 ⇒イベントページ

 

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▲大人のための地球科学入門 昨年度開催の様子

 

 

■大人のための岩石観察会

街中に使われている石材は天然の岩石を加工したものです。
石材を観察しながら一緒に街歩きを楽しみませんか。

9/27(木),10/25(木)

時間:14:30~15:30
講師:小田島 庸浩(当館 研究・交流グループ)
対象:大人(18歳以上、高校生不可)
定員:各日10名
参加費:500円(保険料、資料代として)
申込方法 : 事前申込
応募締切:9月 …9/13(木)、10月…10/15(月)

 

⇒イベント詳細・お申込

 

 岩石観察会

 

 

 

■大人のための現代天文学入門~重力波とブラックホール~

現代天文学の入門的な講座です。今回はノーベル賞の受賞対象となった歴史的な大発見、重力波とブラックホールについて一緒に考えましょう。

11/21(水),12/12(水)

時間:11:00~12:00
講師:柴崎 勝利(当館 天文グループ)
対象:大人(18歳以上、高校生不可)
定員:各日30名
参加費:入館料のみ(大人500円)
申込方法 : 当日、開館時より参加券を配布(先着順)

⇒イベントページ

大人天文学

 

 

 

■親のためのプログラミング超入門~小学校で始まるプログラミング体験を知るために~

2020年から小学校でのプログラミングの体験が必修化されます。
子ども達はどんなことに取り組むことになるのでしょう?
一足先に体験してみませんか?

11/7(水),12/5(水)

時間:10:30~12:00
講師:高橋 純一(当館 経営管理グループ)
対象:大人(18歳以上、高校生不可)
定員:各日12名
参加費:入館料のみ(大人500円)
申込方法:事前申込11月…10/24(水)必着、12月…11/21(水)必着

 

⇒イベントページ

 

大人プログラミング

 

 

■食がすすむ! オリジナルハーブ調味料をつくろう!

六都なおきちとコラボレーションによる「ハーブを楽しむ」シリーズの第2弾は、
料理向けのフレッシュハーブの収穫とオリジナルハーブ調味料づくり。
今晩の夕食はハーブのひみつの話題とハーブ調味料を効かせた料理に決まり!

10/17(水)

時間:10:00~12:30
開催場所:ニイクラファーム(西東京市)・多摩六都科学館
講師:新倉 大次郎(有限会社ニイクラファーム)、佐藤 うらら(六都なおきち)
協力:有限会社ニイクラファーム
対象: 大人 (参加者以外の同伴不可)
※ロクトメンバーズ優先(当館の会員制度)のイベントです
定 員:20名 (最少催行人数 10名)
参加費:1,000円(持ち帰り用ハーブ代、試食代)
    ※別途入館料と「はなバス」代がかかります
申込方法 : 事前申込 ※応募締切10/9(火)必着

⇒イベントページ・お申込

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「HORIZON~宇宙の果てにあるもの」特別上映会

2017.10.09 14:56:05

10月6日から上映を開始した「HORIZON~宇宙の果てにあるもの」。

10月7日(土)には上坂浩光監督が、上映前挨拶に駆けつけてくださいました。

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音楽プロデューサーの安念透さん、小松英一郎さんの声を担当した声優の有沢俊浩さんも登場!
この日にいらした皆さんはラッキーでしたね!

 

そして閉館後にはロクトメンバーズ限定の特別上映会を開催。
75名の方が観覧しました。

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皆様の感想の一部をご紹介します。

―CGの映像が本物のようになっていて、まるでそこにいるような感じになれて良かったです。星空や星雲がとても美しくて感動しました。
(中高生 女子)

―映像の力で宇宙の起源へのおもいが膨らみ、とてもよかったです。起源の音をインターネットで聴いた時、すごいと思いましたが、この映画のおかげで、何百倍にも、その時(はじまりの時)のことが鮮明に感じられました。あと3回くらい見ようと思います。
(40代 女性)

―人が宇宙の起源に想いをはせる気持ちが、人の未来を切り拓く。短い人の一生で知りえるわずかな知見。知への飽くなき欲望に人間の根源を見る事ができ、それがまた、宇宙の意志であるかのようで感動する。
(40代 男性)

―現代宇宙論をこんな形でプラネタリウムにしてくれるなんて、内容は難しくても、何か心に残してくれる作品です。斬新な映像と素晴らしい音楽と共に、私たちの知的好奇心を刺激してくれます。素晴らしいです。
(30代 男性)

―非常に興味深く難しい内容でした。中身の一部しか理解できなかったが、それでも興味が深まったことは間違いありません。子供たちは恐らく、ほとんど理解できなかったと思います。ただイメージはできたのでしょう。アニメーションで集客をねらった映像とは一線を置いた専門性の高い映像で、これが一部の子供でも心に届き、未来を担う専門家になれば大成功だと思います。
(30代 男性)

―色々な事を知れて良かったです。例えば宇宙の始まり、色々な人の宇宙の果てを追い求める手段を知れてよかったです。直接つくった人にも会えてよかったです。
(小学校高学年 女子)

―映像がドームの大きさで、すごく迫力があった。宇宙が膨張するのが、もともとなぜなのかと思って好奇心が出た。
(小学校中学年 男子)

―美しくて、知識がなくても充分に楽しめて感動しました。科学ですが、芸術的で文学的です。音楽も語りも美しかったです。子どもたちの質問も、勉強になりました。
(60代 女性)

 

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上映終了後は監督への質問コーナー。

「なんで映画監督になったんですか」
…という素朴な質問や、

「暗黒エネルギーって何で作られているんですか?」
「いま宇宙があるところはもともとなんだったんですか?」…といった、ちょっと難しい質問も飛び出しました。
監督から「今はわかっていない事が多いので、ぜひ将来解き明かしてください。」といわれて
「はい!」と元気に答えてくれた方もいました。

なにかを知ると、わからないことが増えてさらに知りたくなりますよね。
映像をみて、皆さんの知的好奇心が刺激されたことがうかがえます。


「”ビッグバン”や”宇宙の晴れあがり”などの言葉が出てこないのは何故?」
という質問は、実は科学館スタッフも気になっていたところ。

上坂監督によると、あえて使わないようにしたとのこと。
「言葉の力は強いので、すでに皆さんのなかにイメージがある。言葉ではなく、映像でしっかり表現して見せたかった。」という回答に、一同納得でした。

「なぜこの映像をつくったんですか」という質問には

「観ていて、自分がその場(宇宙のはじまり)に行ったような気持ちになりましたか?そういう気持ちになってほしかったから、作りました」とのこと。

まさに、大きなドームスクリーンの隅々までこだわった映像は特有の臨場感が味わえます。
科学の用語がわからなくても、きっと何かを感じることができるはず。
ぜひ多くの方に体験していただきたい作品です。

 


「HORIZON~宇宙の果てにあるもの」
土日・平日 14:30~ (※2/2まで。その後の上映は未定)
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ノーベル賞5周年記念 小林・益川博士がやってきました!

2013.12.03 18:10:50

2008年にノーベル物理学賞を受賞した小林・益川両博士。(※)

3年ぶりに顔をそろえて、多摩六都科学館で受賞5周年を記念する講演会を行いました。IMGP2196.jpg(編集)

テーマは「宇宙の謎に挑む素粒子物理学~どうして現在の宇宙は生まれたか~」。

素粒子物理学のこれまで、最新の研究課題を科学の未来を担う次世代に向けて語りました。

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小林博士の記念講演、若手の教授2人による研究発表のほか、講師陣全員によるパネルディスカッションを行い、参加者の質問に答えました。

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懇親会では物理に興味のある小学生や高校生が両教授と質疑を交わすなど、科学館ならではの光景も。

若い視点ならではのつっこんだ質問に、会場は大いに盛り上がりました。

未来の科学者、さらにはノーベル賞受賞者がここから生まれたら、、と期待したくなりますね。

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多摩六都科学館、髙柳館長の司会さばきもお見事でした。

  IMG_6642.jpg(編集)

最後はみんなで記念撮影。

小林・益川博士、教授のみなさん、科学漬けの一日をありがとうございました!

若い世代のために、こうした最先端の科学に触れる機会を、今後もどんどん作っていきたいと思います。

(※)益川博士らは1972年、当時4種類しかないとされていた最小の素粒子「クォーク」が6種類あると予想し、理論はその後の実験で実証され、受賞につながりました。また、当館が立地している西東京市の田無には、10年ほど前まで、KEKの前身である、高エネルギー物理学研究所や東京大学原子核研究所がありました。日本の素粒子研究の発展と田無の地には深い結び付きがあります。


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