ロクトリポート

真空管工作に挑戦中! ~テルミンづくり~ その21~

2013.12.13 09:36:59

テルミンのノイズ(雑音)を小さくする調整を続けています。

まずは原因を探すのがとても大変です。 田辺さんにアドバイスして頂きながらすすめています。

【グランドをしっかり落としてみる。】
ケースの缶には、落ちているのですが、
そのグランドをしっかり、落としてみました。

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ケースの中のグランドにみのむしクリップをつなげ、
しくみラボのまわりにある金属につけてみました。
ただ、これでは、あまり効果が分からず、
コンセントのグランドに落としてみよう!ということになり、
テスターで電源のコードで、どちらがグランド側になればいいのか探りました。

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これは、先ほどより効果があったように感じました。
ただ、コンセントをさすときにとても気を付けないと、
逆にさして、缶を触った時にビリっときてしまいます。

【電源を交流から直流にかえてみる】
交流電源の時に、オシロスコープでリップルをみてみました。
こちらです。

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ピークからピークで15mVだったので、そんなに問題な値ではないようです。

交流電源よりも直流電源の方がノイズを小さくできる可能性がある。
ということで、
田辺さんが直流電源を作ってくれました!
こちらです。

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単1電池の方がヒーター用で、 9V電池の方が動作用です。

9V電池を20個使い、測ってみると191.7Vもありました! ちなみに、すごく重いです。

この直流の電源に変えるため、一度配線を外し実験してみました。

何度か、ケースを開けたり閉めたりして 実験をしていたら、途中から徐々に音が出にくくなってきました。 それでも実験をしていると、音がでなくなりました。

そこで、一度、配線を確認しなおしたら、 真空管ソケットの足が一本折れていました。

私はここで「またソケットを秋葉原に買いに行って、作り直しだな。」 と、覚悟しました。

でも、田辺さんは、
「これぐらいの折れなら、付け直せるかもしれない。」と言って、
その場で、すぐに直し始めてくれました。
導線をつぎはぎしたりと、技も出ました。

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結果、なおりました! 良かったです。

そして、電源を直流に変え、動作チェックしてみると、
ノイズがグッとなくなり、音も変わりました!!

交流の電源からくるノイズだったのかも知れません。
とりあえずは、みのむしクリップでの対応ですが、
ノイズが小さくなりました!

以上、現在のご報告でした。

今までの足どりはコチラ→真空管工作

サイエンスチーム ささき

 

真空管工作に挑戦中! ~テルミンづくり~ その20~

2013.11.15 12:42:43

「真空管テルミン」が一応は音が鳴りました。
ここまでくるのには、多くの方にご協力頂きました。
特にご協力頂いた3名のボランティアさんをご紹介したいと思います。

まずは
金曜日班の桝井さんです。(桝井さん作の真空管アンプの展示の前で)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

桝井さんは、展示リニューアル(今年の3月)した時にボランティア会に入られました。
「真空管のアンプ」の製作や修理のプロです。
私は「真空管」にずっと興味はありましたが、なかなか手を出せなかったのですが、
「真空管スペシャリスト」の桝井さんがボランティア会に入会されたということで、
「真空管工作」に挑戦してみよう!と思い立ちました。
今回の挑戦のきっかけをつくってくださった方です。
また、秋葉原への買い物におつきあい頂き、真空管の動作チェック、実体図のチェックなどもしてもらいました。


つづいては
水曜班の和田さんです。(オシロスコープで電気信号チェック中)

 OLYMPUS DIGITAL CAMERA

和田さんも、展示リニューアル(今年の3月)した時にボランティア会に入られました。
和田さんは、毎週、作業のお手伝いをしてくださいました。
細い導線を提供して頂いたり、
ストリッパーやワッシャーポンチなどの道具を貸して頂き、使い方指導もしてくれました。

最後に、
理科学習班の田辺さんです。(部品の調整をしてくれているところ)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

田辺さんは、ボランティアさんが毎月開催している「たまろくサイエンス☆ラボ」で
講師も担当してくださっています。
計算で理論的に設計し、更に、その設計通りに工作できるとても器用な方です。
田辺さんの作ったものは、本当に緻密なものが多く、見た目もとてもきれいです。
(「しくみラボ」の作品棚にも田辺さんの作品が飾ってあるので見てみてください!)
今回、なかなか鳴らなかったテルミンが音が出る様になったのは、田辺さんのお蔭です。
回路図を読み込み、さまざまな資料を調べ、ご自身でも計算され、的確なアドバイスをくれました。

実は、テルミンは一応、完成はしていますが、音色やノイズの点で
まだまだ改善の余地があります。
配線の仕方などで、田辺さんにはすでに何点かアドバイスを頂いてます。
これからも、改善していこうと思います。

サイエンスチーム ささき

今までのあしどりはコチラ→真空管工作

真空管工作に挑戦中! ~テルミンづくり~ その19~

2013.11.14 15:44:41

真空管工作に挑戦中・・・・

今回は、
①音を出す練習
②オシロスコープで波形の確認
③ダイヤルとアンテナの改造
をしました!

①音を出す練習
演奏風景の動画です。
「ん?」と思うかもしれませんが、こころの耳で聞いて下さい。
ボランティアのたまきさんに演奏してもらっているのですが、
これ、めちゃくちゃ上手です!
ぜひ、演奏しに来てください。やってみると分かると思います。

 

音の調整をしている動画です。

 

 

②オシロスコープ
出した音を見るのにiPadのアプリのオシロスコープを使ったのと、
出している信号を部分ごとに確認するのに別のオシロスコープを使いました。

こちらはiPadのオシロスコープで確認した波形です。
手を近づけたり離したりすると、波形がかわります。(下の2枚の写真は同じスケールでみてます)

 iPad 1

iPad 2

もうひとつのオシロスコープでは
通常発振?というのでしょうか、基準の発振と、
アンテナで影響させたあとの発振の確認をしてみました。

こちらが基準となる発振の波形です。(1000kHzほどでしょうか?)

 OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こちらがアンテナで影響があったあとの波形です。
(ただ、端子をさわると影響が出てしまうので正確ではないですが)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

思ったより、かくかくした波形だなと思いました。
キレイなサイン波のようなときも時々ありました。
オシロスコープで波形を見ながら音を出すのは面白かったです。

③ダイヤルとアンテナの改造
バリコンで調整するのがとても難しく、
ちょっと回しただけで、すぐに音がかわってしまったのですが、
バリコンのダイヤルに「バーニヤダイヤル」というものを取り付けました!
これで、細かい調整ができるようになります。
こんな見た目です。

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ボランティア田辺さんが、
前回のブログの写真を見て、高さを予想し、
足を付けてきてくれました!
ピッタリだったので、すぐに穴をあけ取り付けました。

あと、アンテナもビニールテープでぐるぐる巻きにしていて、
とても不安定だったのですが、
こちらもしっかり固定できるように、
部品とアンテナを加工してきてくださり取り付けました。
見た目がまた、少しかわりました。
こんな感じです!

 OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ただ、やっぱり、
「音色」と「ノイズ」が気になります・・・・。
もう少し、怪しいところが何点かあるので、改良したいです。
でも、改良したら音が出なくなっちゃうこともあるので迷います。

サイエンスチーム ささき

今までのあしどりはコチラ→真空管工作

 

真空管工作に挑戦中! ~テルミンづくり~ その18~

2013.10.30 18:25:13

真空管工作に挑戦中・・・・

今回は、ついにっ!!
本当に完成しました!!!
音がやっと出ました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

この白い丸いところを回してチューニングをします。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

すごく不安定で、調整がとても難しいです。
でも、調整が難しいところも、なんだかおもしろいです。
すごい、高い音から低い音まで、予想不可能な音が出ます。

今日も、完成した時に何組かお客様がいたので、
さっそく体験してもらいました。

モノに触らずに空間に手をかざし、動かして音をかえるのは
なんだか不思議な感じがするので、
みなさん、なんとも言えない顔で体験していて面白かったです。

顔を近づけると、顔にも反応するので、
顔で音程をかえるのに挑戦する方もいました。

ただ、実はまだアンテナの設置がきちんとはできていません。
次回はアンテナの設置を考え、音出しの練習をしようと思っています!
あと、動画も撮影しようと思っています。

是非、みなさんも「しくみラボ」にテルミン演奏体験に来てください♪
不思議な音がしますよ~!

サイエンスチーム ささき

今までの振り返りはこちら→真空管工作

真空管工作に挑戦中! ~テルミンづくり~ その17~

2013.10.30 18:19:09

真空管工作に挑戦中・・・・

今回は、やっと手に入れたタップ付きのコイルへの
付け替え作業を行いました!

実は先週、秋葉原に行き、ラジオ用として売っていた
タップ付きのハネカムコイルを買いました。
こんなコイルです。
導線の巻き方がちょっと特徴的です。斜めに少し間隔をあけて巻いていますね。ハネカムコイル

ハネカムコイル(ハ『ニ』カムコイルとも言うらしいです。)は高周波に適しているらしいです。
(ちなみにハネカムの『ハネ』はハネムーンの『ハネ』と由来が同じらしいですよ。)

コイルを付け替えるにあたり、
コイル回りのコンデンサーも変えることにしました。
真空管(6BE6)周りの現在の回路図がこちらです。

いつもの

こんな風に変更しようと思っています。

変更の

真空管ラジオの回路図を参考にしました。↓

参考にした

 

今回は、まずはすでに付いているコイルを外しました。

コイル前

次に、新たな部品「バリコン」(コンデンサの一種)
を固定するための新たな穴をあけ、バリコンを付けました。

バリコン  

アンテナも頼りないものだったので、付け直しました。
そして、新しいコイルを固定し、配線を行いました。
外観がだいぶ変わりました。

外観

まだ、コイルとバリコンの配線がひとつ分しかできていないですが、
次回、配線が完了すると思います!

次回、音が出るかっ!?!?

サイエンスチーム ささき


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