織姫星と彦星が見やすいのは8月頃
七夕は旧暦の7月7日の行事です。旧暦を今の暦に直すと今年は8月2日が七夕となり、この日を伝統的七夕と呼んでいます。
こと座のベガが織姫星で、わし座のアルタイルが彦星です。織姫星は8月中旬には、午後9時頃天頂付近に見えます。夏の大三角を構成する3つの星の1つで、3つの中で一番明るく見えます。そして、夏の大三角の中で一番南寄りの空に見えるのが彦星です。東京では見ることができませんが、織姫星と彦星の間を天の川が流れています。
ぜひ、実際の空で2つの星を探してください。
【8月の天文現象】
2日・・・伝統的七夕(旧暦の七夕)
3日・・・月と火星が並ぶ
4日・・・上弦の月/月と土星が並ぶ
8日・・・月と土星が並ぶ
11日・・・満月
13日・・・ペルセウス座流星群が極大(夜明け前がチャンス)
17日・・・下弦の月
25日・・・新月
27日・・・火星と土星が並ぶ
【8月中旬夜9時頃の星空】
印刷用PDFはこちらから→ ほしぞらニュース8月