今月の星空

平成26年8月の星空

織姫星と彦星が見やすいのは8月頃

 七夕は旧暦の7月7日の行事です。旧暦を今の暦に直すと今年は8月2日が七夕となり、この日を伝統的七夕と呼んでいます。
 こと座のベガが織姫星で、わし座のアルタイルが彦星です。織姫星は8月中旬には、午後9時頃天頂付近に見えます。夏の大三角を構成する3つの星の1つで、3つの中で一番明るく見えます。そして、夏の大三角の中で一番南寄りの空に見えるのが彦星です。東京では見ることができませんが、織姫星と彦星の間を天の川が流れています。
 ぜひ、実際の空で2つの星を探してください。

【8月の天文現象】

2日・・・伝統的七夕(旧暦の七夕)

3日・・・月と火星が並ぶ

4日・・・上弦の月/月と土星が並ぶ

8日・・・月と土星が並ぶ

11日・・・満月

13日・・・ペルセウス座流星群が極大(夜明け前がチャンス)

17日・・・下弦の月

25日・・・新月

27日・・・火星と土星が並ぶ

【8月中旬夜9時頃の星空】

8月星図カラー

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