星空・宇宙に大注目の1年がスタート!
2018年は世界中の人が空を見上げる1年になるでしょう。探査機「はやぶさ2」の小惑星リュウグウ到着、15年ぶりの火星大接近、2回見られる月食、夏休みの夜空に4つの惑星(火・木・金・土)がそろうなど、1年を通して楽しむことができそうです。
早速、1月初旬から見逃せない天文現象が続きます。明け方の空に火星と木星・水星と土星が並び、それぞれがとても近づく様子が見られます。日の出が遅い時期ですので、午前6時前の空でこの惑星たちを見ることができるでしょう。
1月末には日本で3年ぶりの皆既月食が起こります。皆既月食についてはプラネタリウム「つきのいろ」で詳しく紹介しています。
次の月食は7月28日。大接近中の火星と並んで月が欠ける素晴らしい月食が見られます。
【1月のおもな天文現象】
1/2 満月(今年最も大きく見える満月)
水星が西方最大離角
(前後しばらく、夜明け直前の東の低空で見られる可能性がある)
1/4 しぶんぎ座流星群が極大(夜明け前)
1/7 火星と木星が最接近(明け方、南東の空)※前後数日、火星と木星が並ぶ
1/9 下弦の月
1/11~12 月と火星と木星が並ぶ
1/13 水星と土星が最接近(明け方、南東の低空)※前後数日、水星と土星が並ぶ
1/15 月と水星と土星が並ぶ
1/17 新月
1/25 上弦の月
1/31 満月/皆既月食 ※月食始まり20:48、皆既月食21:51~23:08、月食終わり2/1 00:11