今月の星空

2018年11月一覧

平成30年 12月の星空

流れ星をつかまえよう

街の明かりが多い東京でも楽しめる流星群は年に何度かあります。毎年12月半ばにピークを迎える「ふたご座流星群」もその一つです。今年は、12月14日の夜遅く、月が西の空へ傾く頃にピーク(極大)が訪れるので月明かりの影響がなく観察がしやすいでしょう。
ふたご座流星群は、ふたご座の方向にある「放射点」から四方八方に出現します。とはいえ、星座の位置や方角が分からなくても心配ありません。また、双眼鏡や望遠鏡も必要ありません。空を広く眺めていれば、10分ほどで空の暗さに目が慣れてきて、流れ星が見つけやすくなります。
お家のそばで、できるだけ明かりが少なく安全な場所をみつけたら、暖かい服装に身を包んで空を眺めてみましょう。

【12月の主な天文現象】

12/4   月と金星が並ぶ(明け方東の空)
12/7   新月
12/14 ふたご座流星群が極大(21時ごろ)
12/15 水星が西方最大離角  ※水星が空で太陽から最も(西側に)離れて見える日。前後数日間は明け方東の低空で見つけやすくなる。
上弦の月
月と火星が並ぶ
12/23 満月
12/29 下弦の月

【12月の星空】

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