今月の星空

2019年01月一覧

2019年 2月の星空

あの、明るい星の名前は何だろう?


寒さが厳しい冬の夜は、空で目立つ明るい星が多くのぼります。
中でも明るい星が、おおいぬ座のシリウスです。全天で21個ある1等星の中で、
1番明るく輝きます。ちなみに2番目は、りゅうこつ座のカノープスです。
カノープスは、シリウスが南の空高くを通る頃にそのずっと下側、東京では地面すれすれに輝きます。
簡単には見つかりませんが、その分見つけた時の喜びは増すでしょう。

もし、夜明け前にシリウスよりも明るい星を見つけたら、それは惑星です。
金星には「明け(もしくは宵)の明星(みょうじょう)」、木星には「夜中の明星」という呼び名があるとおり、
どちらも「明るい星」です。2019年2月の金星の明るさは、1等級の100倍明るいマイナス4等級です。
2月中旬を過ぎると土星も探しやすくなりますよ。

【2月の主な天文現象】

2/1  月と金星が並ぶ(明け方、東の空)
2/2    月と土星が並ぶ(明け方、東の低い空)
2/5  新月
2/10・11  月と火星が並ぶ
2/13  上弦の月
2/19前後  金星と土星が並ぶ(明け方、東の空)
2/20 満月
2/26  下弦の月
2/27  水星が東方最大離角 
          ※水星が空で太陽から最も(東側に)離れて見える日。
             前後数日間は夕方西の低い空で見つけやすくなる。
2/28 月と木星が並ぶ(夜明け前、東~南の空)

【2月の星空】

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