今月の星空

2019年 3月の星空

暗い1等星の正体は明るい星

星の明るさは1等級・2等級…のように等級で表し、明るい星ほど数字の部分が小さくなります。
よく明るい星を『1等星』と呼びますが、具体的には1.5等級よりも明るい恒星のことを指します。21個ある1等星のうち最も明るい「おおいぬ座」のシリウスは-1.46等級、最も暗い「しし座」のレグルスは1.35等級。2つの星の明るさの差は約13倍にもなります。
空で比べると「本当に同じ1等星?」と疑うほどですが、実はレグルスはシリウスよりも遠く離れたところにある星。遠いから暗く見えるだけで、星自体はとても明るいのです。
星も見かけによらない一面があるようですね。

【3月の主な天文現象】

3/2 月と土星が並ぶ(明け方、東の空)
3/3 月と金星が並ぶ(明け方、東の空)
3/7 新月
3/11 月と火星が並ぶ
3/14 上弦
3/21 春分
満月
3/27 月と木星が並ぶ(未明~明け方)
3/28 下弦
3/29 月と土星が並ぶ(未明~明け方)

【3月の星空】


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