まだまだ続く空の夏

9月に入ると秋の訪れを感じますが、空では夏の星座がまだまだ見ごろを終えていません。
夏の大三角は、9月の宵（20時ごろ）にようやく頭の真上近くでかがやくようになります。
ただ、今年の夏の夜空を彩っていた木星と土星は西に傾きはじめています。
木星のそばのさそり座のアンタレスや、暗い星が多く街中では見つけづらいいて座の目印「南斗六星」も土星を頼りに辿ることができます。夏が去ってしまう前に探してみてください。
また今年の「中秋の名月」は9月13日。高すぎず、低すぎず、見やすい高さでとても明るい月がかがやきます。
10月に訪れるもう一つの名月「後の月（十三夜）」と合わせて、ゆっくりお月見をお楽しみください。

【9月の主な天文現象】

9/6 上弦
月と木星が並ぶ
9/8 月と土星が並ぶ
9/13 中秋の名月
9/14 満月（今年最遠の満月）
9/22 下弦
9/23 秋分
9/29 新月

【9月の星空】