もうひとつの名月 後(のち)の月(十三夜)
今年の「中秋の名月」は9月21日でしたが、今月は「後の月(十三夜)」と呼ばれるもうひとつの名月があります。後の月は太陰太陽暦(旧暦)の9月13日の月を眺める風習で、今年は10月18日がその日にあたります。この風習は日本独自のもので、収穫期の栗をお供えすることから栗名月とも呼ばれます。後の月は満月の前の少し欠けた形となりますが、完全でないその様子がかえって趣が感じられるとされています。味わい深い「後の月」のお月見をお楽しみください。
【10月の主な天文現象】
10/ 6 新月
10/10 月と金星が並ぶ（夕方、南西の空）
10/13 上弦
10/14 月と土星が並ぶ
10/15 月と木星が並ぶ
10/18 後(のち)の月(十三夜)
10/20 満月
10/25 水星が西方最大離角
…地球から見て水星が太陽の最も西側にあるとき。西方最大離角の前後数日間は、明け方、東の低い空で見つけやすくなります。
10/29 下弦
【10月の星空】
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当日の天文現象や季節の星座を、時には情緒的に、時にはユーモアを交えながら、わかりやすくお話します。また、投映機「CHIRONⅡ（ケイロンⅡ）」は、世界最多1億4000万個を超える星々を投映するプラネタリウムとして世界一に認定。直径27.5mの大型ドームスクリーンに、微細な星の輝きが広がり、奥行き感のあるリアルな星空をお楽しみいただけます。
