今月の星空

2022年 3月の星空案内

明けの明星 金星を見つけよう

今年の3月20日、地球から見て金星が太陽の最も西側に位置する「西方最大離角」となり、夏頃まで明け方の東の空で明るく輝きます。金星は地球の内側をまわる内惑星のため、地球から見ると、太陽の光の当たる部分が変化し、月のように満ち欠けをします。この様子は、望遠鏡を使うと見ることができます。金星の満ち欠けは、月とは違って見かけの大きさも大きく変わり、細く見える時ほど形の変化が早くなります。金星は肉眼でも楽しむことができますが、望遠鏡を使うと、より一層楽しみが広がります。望遠鏡をお持ちの方はぜひ、金星の満ち欠けの様子もお楽しみ下さい。

【3月の主な天文現象】

3/3 新月
3/10 上弦
3/18 満月
3/20 金星が西方最大離角
3/21 春分
3/25 下弦
3/28~29 月、金星、火星、土星が並ぶ(明け方、東の低い空)

【3月の星空】

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当日の天文現象や季節の星座を、時には情緒的に、時にはユーモアを交えながら、わかりやすくお話します。また、投映機「CHIRONⅡ(ケイロンⅡ)」は、世界最多1億4000万個を超える星々を投映するプラネタリウムとして世界一に認定。直径27.5mの大型ドームスクリーンに、微細な星の輝きが広がり、奥行き感のあるリアルな星空をお楽しみいただけます。

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