今月の星空

今月の星空一覧

平成26年1月の星空

 

新年の空で星座さがし

 あけましておめでとうございます。今年も多摩六都科学館をよろしくお願いいたします。
 2014年、注目の天文現象は10月8日の皆既月食です。ほぼ全国で最初から最後まで観察できます。楽しみにしていましょう。

 日暮れのころには東の空で冬の星がきらきらと輝いています。冬の空での星座探しの目印は『冬の大三角』。オリオン座の赤いベテルギウスとおおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンの3つの1等星で形づくります。すぐ近くに見えている木星と間違えないように。またオリオン座もとても分かりやすい星の並びなので、冬の大三角と並んで良い目印となるでしょう。

 4日の夜明け前には三大流星群の一つ「しぶんぎ座流星群」が極大となります。細い月が夕方に沈みとても良い条件の中で観察できます。3日深夜から4日夜明け前にかけてが流星の見えやすい時間帯ですので、暖かい服装で空を眺めましょう。

【1月の天文現象】

 

 1日  新月 / 元旦

 4日  しぶんぎ座流星群が極大

 5日  小寒

 6日  木星が衝

 8日  上弦の月

11日  金星が内合

14~15日  月と木星が並ぶ

16日  満月

17日  冬の土用の入り

20日  大寒

24日  下弦の月

31日  新月 / 水星が東方最大離角

 

【1月中旬夜8時頃の星空】

1月(カラー)

ほしぞらニュース1月号