プラネタリアンは大三角がお好き♡
プラネタリウムで解説する人のことを一部では、「プラネタリアン」と呼んだりします。
なんだか変な名前ですが、国際プラネタリウム協会が発行している冊子の名前にもなっています。
そんな「プラネタリアン」たちが好んで使うのが「三角形」です。
「夏の大三角」「冬の大三角」は小学校でも習うので有名ですね。そして、もう1つ「春の大三角」というのもあります。この時期は「春」と「夏」の大三角を同じ時間に見ることができます。
考えてみれば星を3つ結べば空のあちらこちらに「三角形」を作ることができるのに、どうして3つだけ有名なのでしょうか?
星は明るい星と暗い星があります。明るい星から見つけていくと星座が見つけやすいので、明るい星を3つ結んだ三角形を目印にしているのです。
ぜひ、実際の空で大三角を見つけてください。
【6月の天文現象】
6月・・・上弦の月
7日・・・くじら座のミラ極大光度(2等くらい)
7~8日・・・月と火星が並ぶ
10日・・・月と土星が並ぶ
13日・・・満月
20日・・・下弦の月
21日・・・夏至
27日・・・新月
【6月中旬夜9時頃の星空】
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