新年の空で星座さがし
あけましておめでとうございます。今年も多摩六都科学館をよろしくお願いいたします。
2014年、注目の天文現象は10月8日の皆既月食です。ほぼ全国で最初から最後まで観察できます。楽しみにしていましょう。
日暮れのころには東の空で冬の星がきらきらと輝いています。冬の空での星座探しの目印は『冬の大三角』。オリオン座の赤いベテルギウスとおおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンの3つの1等星で形づくります。すぐ近くに見えている木星と間違えないように。またオリオン座もとても分かりやすい星の並びなので、冬の大三角と並んで良い目印となるでしょう。
4日の夜明け前には三大流星群の一つ「しぶんぎ座流星群」が極大となります。細い月が夕方に沈みとても良い条件の中で観察できます。3日深夜から4日夜明け前にかけてが流星の見えやすい時間帯ですので、暖かい服装で空を眺めましょう。
【1月の天文現象】
1日 新月 / 元旦
4日 しぶんぎ座流星群が極大
5日 小寒
6日 木星が衝
8日 上弦の月
11日 金星が内合
14~15日 月と木星が並ぶ
16日 満月
17日 冬の土用の入り
20日 大寒
24日 下弦の月
31日 新月 / 水星が東方最大離角
【1月中旬夜8時頃の星空】
ほしぞらニュース1月号