プレスリリース

[3/17~開催]春の特別企画展 たまろく水辺の案内所

多摩六都科学館では3月17日(土)~5月6日(日)、たまろくと地域(北多摩地域)の水辺環境を軸に、地域の自然とそれを支える人々の関わりをテーマとした企画展「たまろく水辺の案内所」を開催します。地域の自然・歴史・そこに関わる人々を展示や体験を通してご紹介。また、春先に向け地域の河川へ実際に足を運んでもらえることを目指した、いわば地域の「ビジターセンター」となる企画展です。

■たまろくと地域から見る水辺環境
たまろくと地域は、高度成長期以降都心通勤圏として人口が大幅に増えたエリアでありながら、豊富な湧水から始まる小河川や江戸時代の新田開発の名残りの用水など、自然史・歴史的に興味深い要素を備えています。これらの場所は一度環境が悪化したところも少なくありませんが、多くの人々が関わることで清流や緑が回復し、現在では貴重な市民の憩いの場となっているのです。小平市の玉川上水、東村山市の空堀川、清瀬市の柳瀬川、東久留米市の落合川、西東京市の石神井川を中心に、各地域環境それぞれが持つ特色、歴史的背景などを、科学館に訪れる人々やそこに住む市民の方に「知って、さらには行ってみたくなる」気持ちを喚起できればと思い企画しました。

■大人向け展示~河川の変遷と支える人々~
別会場として2階には特設コーナーを設置。こちらでは北多摩自然環境連絡会設立25周年にちなみ、多摩六都地域の水辺環境の変遷や市民・行政の活動について伝えます。
1950年代半ばに始まった高度成長期から現在に至るまで、環境の汚染と再生を経験したこの地域。その自然環境を守ってきた人々の活躍を貴重な資料やパネルを通して紹介します。

■地域が“見渡せる”会場
①床一面に広がるたまろくとマップ
会場であるイベントホールにはたまろくと地域の河川を描いた地図(3.3m×4m)が登場。マップ上に看板を模したパネルを設置し、地域の河川やおすすめスポットを紹介します。

②各河川の景色をイラストで再現
武蔵野美術大学の講師と学生による描き下ろしで、各地域の河川や水辺の美しい景色を描写。細密に描かれたイラストを大型出力し、会場の壁を彩ります。

—-

【名 称】《春の特別企画展》たまろく水辺の案内所
【会 期】平成30年3月17日(土)~5月6日(日)9:30~17:00 ※3/19、4/9~12、16~19、23は休館、4/13、20、24~27は企画展閉場
【会 場】多摩六都科学館地下1階イベントホール、2階特設コーナー
【料 金】入館料 大人500円/小人(4歳~高校生)200円
【協 力】北多摩自然環境連絡会、NPO法人 Page2、川づくり・清瀬の会、小平市玉川上水を守る会、東久留米市市民環境会議 水とみどり部会、Mec西東京、棚橋 早苗(ひみつ基地/武蔵野美術大学非常勤講師)、篠原のぞみ(武蔵野美術大学3年生)、ごとうけい(KeiCraft )、NPO法人空堀川に清流を取り戻す会、成瀬つばさ(まるごと玉川上水かんさつ会)

—-

haruten mizube_press_アートボード 1 haruten mizube_press_アートボード 1 のコピー