今から100年前の1924年、8月の夜空に、「赤色の美光」と称されたひときわ明るく見える、赤い星がありました。その赤い星特有の動きにより見られた天文現象を紐解き、100年前と現在の星空について知ることができる生解説プログラムです。また、清瀬駅とひばりヶ丘駅の開業100周年記念にあわせて、西武鉄道の運転席から撮影した新たな特別映像も、世界最大級のプラネタリウムドームに映写します。
西武線運転席からの風景を映写
多摩六都科学館では、西武鉄道株式会社の協力により、電車の運転席から撮影した映像を世界最大級のプラネタリウムドームに映写し、プラネタリウム番組を投影してきました。2016年、2018年に番組を制作し、普段見ることのできない運転席からの景色とともに星空観察のコツをお伝えし、人気番組となりました。
今年は、改めて撮影した新映像を映写し、開業100周年を迎えた清瀬駅とひばりヶ丘駅にも注目します。
担当スタッフより
100年前の赤い星は、同年6月11日に開業した清瀬駅とひばりヶ丘駅からも見えたはずです。
多摩六都科学館では、これまで当館を運営している北多摩5市(小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市)の地域にまつわる歴史や文化をテーマにしたプログラムや講演会を開催してきました。
今年7月28日(日)には清瀬市郷土博物館と共催で清瀬駅100周年を記念した講演会を開催します。どちらもお楽しみください。
概要
【名 称】 大正【星・電車】ロマン~100年前の夏に輝く赤い星
【期 間】 2024年7月20日(土)~ 9月23日(月) ※投影時間:約45分間
7月20日(土)~9月 1日(日) 13:10、15:50
9月 6日(金)~ 9月23日(月) 平日(水を除く) 15:50、土日祝・水 13:10、15:50
【会 場】 多摩六都科学館 サイエンスエッグ
【対 象】 どなたでも(小学2年生以下は保護者と観覧)
【定 員】 234人
【料 金】 観覧付き入館券(大人1,040円、4歳~高校生420円)
【観覧方法】当日インフォメーションにて先着順で観覧券を販売
【協 力】 西武鉄道株式会社、清瀬市郷土博物館、西東京市図書館
※修正とお詫び(2024年7月26日)
プレスリリースに一部誤りがありました。修正してお詫び申し上げます。
・写真キャプション
正:清瀬駅・初代駅舎(提供:清瀬市郷土博物館)
誤:開業当時の清瀬駅(提供:清瀬市郷土博物館)