ロクトリポート

解きごたえ抜群!夏の企画展『パズル島へようこそ2021』の一押しパズル紹介!

現在、多摩六都科学館では、夏の特別企画展『パズル島へようこそ2021』を開催しており、初級・中級・上級のレベルに合わせ様々なパズルを用意しています。

今回は、数あるパズルの中から私の一押しパズルを2つ紹介します!

まず1つ目は、初級編の「はずる(知恵の輪)」です。

知恵の輪という名前を聞いたことある、もしくは実際に遊んだことのある方も多いのではないでしょうか。遊び方は合体した2つのピースを外してばらばらにするというとてもシンプルなものです。

しかし、ルールは簡単でもやってみるとなかなか出来ないのが知恵の輪の面白いところ!実際に遊びに来てくれた子どもたちも夢中で知恵の輪に挑戦するのですが、苦戦しているのかカチャカチャという音が終始鳴り止みませんでした。また、私も2種類の知恵の輪に挑戦したのですが、随分時間がかかってしまいました。

目的なく動かすよりもよく観察しながらの方が意外と早く解けるかも、、?年齢問わずどなたでも熱中できると思うので是非チャレンジしてみて下さい。

2つ目のおすすめパズルは、中級編の『ハノイの塔』です。

写真は、3本の柱のうち1番左の柱に積まれている6枚の円盤を最終的に1番右の柱に全て移動させようとしている途中の光景です。ルールとしては「1回に動かせる円盤は1枚だけ」、「小さい円盤の上には大きい円盤は重ねられない」というものです。

中級編ということもあり、親子で協力して挑戦している方が多かったです。「ここはこうじゃない?」「ちがうよ、きっとこうだよ」と試行錯誤を繰り返し、完成できた時には笑顔でハイタッチ!その後ろ姿は達成感に満ち溢れたものでした。

私もやってみたのですが、なかなか解きごたえがありました。1人で解けたらすごい!みなさんの挑戦をお待ちしています。

他のパズルも解けると嬉しくなってしまうようなものばかりです。9月5日まで開催しているので、是非足を運んでみてください。

また、イベント会場入口の脇にはパズル島の宝物コーナーがあり、今回のパズルの元となるようなアンティークなパズルが展示されています。

下の写真は、およそ100年前の知恵の輪で、先程紹介した知恵の輪と似たデザインのものもあります。いかにも複雑そうなものばかりです。実は知恵の輪はヨーロッパでも古くから作られ遊ばれていたそうです。

実際にパズルで遊ぶだけでなくルーツや背景を調べてみるのも面白いかもしれませんね。

学習院大学インターン 福島