こちらはアイヌ民族の星座をご紹介するプラネタリウム番組『ノチウ』のページです。
アイヌ語で星は『nociw(ノチウ)』、月は『kunnecup(クンネ・チュㇷ゚)』。
アイヌの人々が眺めた星をご紹介しています。
多摩六都科学館
※調べ学習や自由研究のために星座絵を使いたい場合は、このページ下側の 【▶お問い合わせ】 より 『ノチウ星座絵について』 と明記して科学館へご連絡ください。
新しいお知らせ
■2026年6月15日
6月に開催されるIPS福岡2026(国際プラネタリウム協会の福岡大会)で科学館スタッフがアイヌ民族の星座について発表します。発表資料は6月24日以降にこのページでもご覧いただけます。
■2026年6月15日
アイヌの星の伝承をまとめた末岡外美夫著『人間達 (アイヌタリ) のみた星座と伝承』の復刊が発表されました。これまで入手不可能だった書籍が市販されることとなります。
■2026年6月15日
多摩六都科学館職員がアイヌ民族の星座を紹介する講座が開かれます。
出張! プチ・プラネタリウム 夏の空の星とアイヌ星座のおはなし
~末岡外美夫著『人間達 (アイヌタリ) のみた星座と伝承』を読む~
主催(公財)アイヌ民族文化財団
場所 アイヌ文化交流センター(台東区元浅草)
日時 2026年7月20日(月祝)
申込 要
https://www.ff-ainu.or.jp/web/overview/cultural_exchange/details/8_6.html
■出典 / 資料 / 見学
アイヌ民族の星座は、末岡外美夫さんによる2冊の本に詳しく書かれています。投影にもこの資料を使用しました。
末岡外美夫(すえおかとみお)著
『アイヌの星』1979
『人間達 (アイヌタリ) のみた星座と伝承』2009※
国会図書館(デジタルコレクション)、国立天文台、各地の県立図書館や大学図書館、そして御徒町にあるアイヌ文化交流センター等で閲覧できます。現在市販はなく、古書もあまり流通しません。
なお、投影内での星座名や発音は、専門家のご意見をもとに一部変更しています。
※『人間達 (アイヌタリ) のみた星座と伝承』の復刊が発表されました。2026年夏の発売予定とのことです。
また、以下の書籍も参考になります。
中川裕著『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』 2019 集英社
中川裕著『ゴールデンカムイ 絵から学ぶアイヌ文化』2024 集英社
雑誌『天文ガイド』内「ノチウ ─アイヌの星座をたずねて─(2023年4月号・6月号・8月号・10月号)」誠文堂新光社
東京都内でアイヌ文化関連書籍の閲覧や着物をはじめとした展示の見学をしたいときは、下記の施設がおすすめです。無料です。アイヌ民族の星座についての講座が行われたこともあります。
アイヌ文化交流センター (都営大江戸線・つくばエクスプレス 新御徒町駅 徒歩3分・JR 御徒町駅 徒歩13分)
■ IPS 2026 FUKUOKA 2026年6月24日公開
IPS福岡2026(国際プラネタリウム協会の福岡大会)でアイヌ民族の星の伝承を紹介しました。発表資料は以下からご覧いただけます。アイヌ民族の星座、世界観、2030年の日食など、初めて触れる方にもわかりやすいようにまとめた資料です。

📌 ポスター発表 👉tamarokuto_nociw_IPS2026_poster
📘 配布冊子(英語日本語併記) 👉 tamarokuto_nociw_IPS2026_handout
■とりあえずいろいろ見てみたいという方は
おすすめ記事:ノチウ 投影レポート(2023年6月の投影内容/2030年6月1日金環日食)
■発音は?
まずは強弱をつけて読んでみましょう。太字にした部分を強く読みます。
nociw(ノチウ) :星
kamuy(カムイ) :カムイ
cup(チュㇷ゚) :太陽
kunnecup(クンネ・チュㇷ゚):月
■2030年6月1日 に北海道で金環日食が!
2030年6月1日夕方、北海道の多くの範囲で(晴れれば)見られる金環日食があります。
日食はアイヌ語でチュㇷ゚・ライ【太陽・死ぬ】などと呼ばれます。
しかし、金環日食をあらわすアイヌ語は現在のところ見当たりません。なぜでしょうか?
なお、アイヌ民族には欠けた太陽への掛け声や、太陽を助けた動物の物語も伝わっています。
>>>書籍『人間達 (アイヌタリ) のみた星座と伝承』第四章 日月食(p65-84)
チュプライ
■世界の構造はどう考えられていた?
アイヌの人々が暮らすアイヌモシㇼ(人間世界)やその他の空間が、円筒状に重なっているという説を紹介しました。
>>>書籍『人間達 (アイヌタリ) のみた星座と伝承』第五章 垂直構造世界(p85-102)
>>>雑誌『天文ガイド』内「ノチウ ─アイヌの星座をたずねて─(2023年10月号)」誠文堂新光社
■日の出・日の入りの方向の呼び名

チュㇷ゚カ【東】
チュッポㇰ【西】
東西南北の呼称だけでなく、季節によって変化する日の出・日の入りの方向などにも名前が伝わっています。
>>四季の日出点と日没点
>>>書籍『人間達 (アイヌタリ) のみた星座と伝承』第二章 太陽(p32-)
>>>雑誌『天文ガイド』内「ノチウ ─アイヌの星座をたずねて─(2023年4月号)」誠文堂新光社
■星座 (これまでの記事一覧)
<全編生解説プラネタリウム「ノチウ」web連載@ロクトリポート>(リンクはご自由に)
vol.0 番組紹介 「ノチウ -アイヌ民族の星座をたずねて-」/アイヌ民族の星座
vol.1 星座 北斗七星① ウㇷ゚シノカ・ノチウ/クットコノカ・ノチウ/北斗七星/恒星カムイ
vol.2 星座 金星 金星/疱瘡のカムイ/フレケタ/セレマックル/ベテルギウス
vol.3 星座 北斗七星② シアラサルシカムイノカ・ノチウ(尾の長い熊)/弓矢/舟
vol.4 星座 月と太陽 月/アムキリクル(月の知人)/三角星/鯨/イナウ/ひしゃく
vol.5 星座 四つ星 かたつむり/船/レラ・チャロ(風の吹き出し口)
vol.6 星座 天体と季節 月の形/朝昼夜/季節
vol.7 星座 めぐる星 追われる娘たち/蛇/踊る娘たち
vol.8 星座 動物たち 狐/貂/ホロケウ・ノチウ(狼)
vol.9 星座 さそり① 龍
vol.10 星座 さそり② ザリガニ/カンナカムイ(雷[龍]のカムイ)
vol.11 番外編 関連webサイト紹介
vol.12 星座 ねずみの倉 ねずみの倉/疱瘡のカムイ/日食
展示紹介 アイヌ民族の着物を展示中!
「ノチウ」投影開始! プラネタリウム「ノチウ」2021年4月に再登場
電子顕微鏡で・・・ 電子顕微鏡でクマの毛を見てみました!
ノチウ 講演会Q&A① 中川裕先生講演会Q&A アイヌ語/物語
ノチウ 講演会Q&A② 中川裕先生講演会Q&A カムイ
ノチウ 講演会Q&A③ 中川裕先生講演会Q&A 習慣/星/その他
1/19と2/16に再投影! [2022 冬]再投影/方位/四季の日出点と日没点
ノチウ秋投影&知里幸恵 10/9,10「ノチウ」再投影!& 知里幸恵の見た星空
ノチウ 投影レポート 2023年6月の投影内容/2030年6月1日金環日食











