今月の星空

平成29年 8月の星空

2017.08.15 14:24:21
テーマ:今月の星空 

「夏の大三角」を探そう!」

夏の夜空でおなじみの「夏の大三角」。ぜひこの夏休みに探してみましょう。
初めて探す人におすすめなのが、「街の中で見ること」です。
街の夜空は明るい星しか見えないため、「夏の大三角」が目立って見つけやすいのです。

8月の「夏の大三角」は空高いところにあります。
頭の上を見上げて最初に目に留まるのが、3つの中で一番明るいこと座のベガ。ベガの少し東側にはくちょう座のデネブ、南にわし座のアルタイルがあります。
「夏の大三角」はちょうど視野に納まるぐらいの大きさです。空を広く探して見つけてください。

8月8日の早朝、日本全国で部分月食が見られます。
午前2時22分ごろから南西の空で満月が欠け始め、午前3時20分ごろが最も大きく欠ける「食の最大」で、満月の4分の1ほど欠けた状態になります。その後はだんだんと欠けた部分が小さくなり、午前4時19分ごろには元の満月に戻ります。



【8月のおもな天文現象】
3日 月と土星が並ぶ
8日 満月/部分月食(2:22~4:19 食の最大3:20)
13日 ペルセウス座流星群が極大(夜明け前)
15日 下弦
19日 月と金星が並ぶ(夜明け前)
22日 新月(アメリカで皆既日食)
25日 月と木星が並ぶ
29日 上弦【8月中旬夜8時頃の星空】
8月の星空


平成29年 7月の星空

2017.06.25 17:51:14
テーマ:今月の星空 

「惑星に注目!」

今年の夏は、夜空で土星と木星が輝いています。まわりの星座といっしょに探してみましょう。南の空に夏を代表する星座さそり座がのぼってきました。さそり座の目印は赤い1等星のアンタレス。その近くに黄色っぽく輝く土星があります。
西の空には木星がとても明るく輝いています。木星の近くの春の大三角から春の星座のしし座やおとめ座も探してみましょう。
今月は水星にも注目です。7月25日に少しめずらしい天文現象が起こります。月が水星を隠す「水星食(すいせいしょく)」です。東京では18時56分ごろから細い月が水星を隠し、19時49分ごろに月の反対側から水星が見えてきます。双眼鏡などを使って、それぞれ少し早めの時間から月に注目してください。

【7月の天文現象】
1日 上弦/月と木星が大接近
7日 月と土星が並ぶ
9日 満月
17日 下弦
20~21日 月と金星が並ぶ(明け方の東の空)
23日 新月
25日 水星食(潜入18時56分、出現19時49分 ※東京での時刻)
28~29日 月と木星が並ぶ
30日 水星が東方最大離角(前後数日、日の入り直後の西の低空で見られる可能性がある)
31日 上弦

【7月中旬夜8時頃の星空】

7月の星空


平成29年 6月の星空

2017.06.03 21:30:17
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「夜空で夏が始まります」

6月は1年で最も昼の時間が長い「夏至の日」があります。だんだんと夏が近づき、それに合わせるように、夜空では夏の星座がのぼりはじめています。
東の低い空には「夏の大三角」を作る3つの1等星が輝いています。「夏の大三角」のうち、こと座のベガは織姫星、わし座のアルタイルは彦星です。来月の七夕の前に見つける練習をしておきましょう。
大人気の星座さそり座も見やすい季節になってきました。南の空低いところに赤い星が見えたら、それがさそり座の1等星アンタレスです。

今月の満月は今年一番小さく見える満月です。見た目ではほとんど違いが分かりませんが、写真で他の月の満月と比べると小さいことがわかります。今年一番大きく見える満月は12月4日。大きな満月と比べるためにも今月の満月は注目です。

【6月の天文現象】
1日 上弦
3日 金星が西方最大離角(明け方の東の空で見やすい)
4日 木星・月・スピカが並ぶ
9日 満月(今年一番小さく見える満月)
9~10日 月と土星が並ぶ
15日 土星が衝(地球から見て太陽の反対側に土星があり、前後しばらく土星が見やすい)
17日 下弦
21日 夏至、月と金星が並ぶ(夜明け前)
24日 新月

【6月中旬夜8時頃の星空】

6月の星空


平成29年 5月の星空

2017.05.03 12:09:34
テーマ:今月の星空 

「木星から春の星座を探そう」

春の星座が南の空高くのぼり見ごろを迎えています。今年の春は一際明るい木星も一緒に輝いていますので、木星を目印に春の星座を探してみましょう。

まずは木星の左、おとめ座の1等星スピカを見つけましょう。その少し高い空にはうしかい座の1等星アークトゥルス、しし座の2等星デネボラがあり、スピカと合わせて「春の大三角」を作ることができます。

南の空で木星を見つけたら、振り返って北の空も見てください。北の空高く、大きな北斗七星を見つけることができるでしょう。

北斗七星からアークトゥルス・スピカを結ぶカーブを「春の大曲線」と呼びます。

5月星図-01


平成29年 2月の星空

2017.02.01 15:14:31
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 2月、暦の上では春を迎えますが、寒さは一年で最もきびしい頃です。南から頭の上に
かけては冬の一等星が夜空を華やかに飾っています。上の星図を手がかりにして冬の大
三角、冬のダイヤモンドをつないでみましょう。
 星座をつくる星で最も明るいのは、おおいぬ座のシリウスですが、二番目に明るい星
がりゅうこつ座のカノープスです。中国では南極老人星と呼ばれ、七福神の一人、長寿
の神様・寿老人の化身とも言われています。そのためこの星を見ると長生きができると
いう言い伝えがあります。ただし東京のあたりでは、南の地平線から約2度(およそ満
月4個分)ほどの高さにしか昇らず、見られる時間もごくわずかしかありません。なか
なか見ることの難しい星ですが今の季節は見られるチャンスです。南の地平線近くまで
見渡せるような高い場所からカノープス探しに挑戦してみてはいかがでしょうか。

【2月の天文現象など】
2/1 夕方、西の空に月、火星、金星の順に並んで見える
2/3 節分
2/4 上弦/立春(春の気が立ちはじめる頃)
2/11 満月
2/18 雨水(雪から雨に変わり草木が芽生える頃)
2/19 下弦
2/26 新月

【1月中旬夜8時頃の星空】

2月の星図-01


平成29年1月の星空

2016.12.27 19:03:01
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 冬は街の空気が澄み、晴れた夜は星がとてもきれいに見えます。日が沈み空が暗くなると、南東の空には冬を代表する星座、オリオン座が全身を現しています。狩人オリオンのベルトにあたる三ツ星を空の高い方へのばしてみましょう。おうし座の一等星アルデバランの横を抜け、さらにその先に、有名なすばる(プレアデス星団)が見つかります。
 今の時期の一番星は宵の明星・金星です。とても明るいのでUFOと見まちがえる人もいるほどです。金星は地球と同じくらいの大きさですが、地表の温度は460度以上、硫酸の雨が降り、地球とは全く異なる環境の惑星です。しかしなぜ地球と環境が大きく異なるのかは、はっきり分かっていません。現在その謎を解くために、日本の金星探査機「あかつき」が観測を続けています。
 一番星を見つけたら探査機あかつきを思い出して応援しましょう。

【1月の天文現象】
1/2  夕方西の空で月と金星が近づいて見える
1/3  しぶんぎ座流星群が極大(極大は3日深夜。街中では1時間あたり数個ほど見られる)
1/5  小寒(寒さのはじまり)
1/6  上弦
1/12 満月/金星が東方最大離角(夕方、西の空で金星が見やすい)
1/20 下弦/大寒(寒さが一年で一番厳しい頃)
1/28 新月

【1月中旬夜8時頃の星空】
1


平成28年12月の星空

2016.12.01 10:23:09
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 冬は寒くて屋外で夜空を眺めるには厳しい季節ですが、晴れた日は空気が澄み、星がよく見えます。この時期は宵のころに夏の大三角と冬の大三角を同時に見るチャンスです。星図の時刻を手がかりに、西と東が開けている場所で2つの異なる季節の三角をさがしてみましょう。
 12月14日、ふたご座流星群が極大を迎えます。ただし今年はほぼ一晩中、満月の明かりで流れ星が少し見づらいので、月を手や建物などで隠すと流れ星が見やすくなります。観察は14日の夜明け前か、その夜がおすすめです。ふたご座流星群は空全体に出現するので、月のそばのふたご座が見えなくても、空を広く見渡せば流れ星が見られます。寒さ対策をしっかりとし、工夫を凝らして観察してみましょう。

【12月の天文現象】

12/7  上弦/大雪(平地でも雪が降り始める頃)
12/11 水星が東方最大離角
12/14 満月/ふたご座流星群が極大
12/21 下弦/冬至(1年で最も昼が短い日)
12/29 新月
(1/1  元旦 ※東京での初日の出 6:51)

【12月中旬夜8時頃の星空】

12月の星図


平成28年11月の星空

2016.11.10 10:24:29
テーマ:今月の星空 

夜風が冷たく感じられるようになると、宵の東の空に冬の明るい一等星が顔をのぞかせます。暦の上では冬が始まりますが、実はこの時期は、秋の星座が見ごろです。頭の真上ちかくには2等星と3等星で形作る「秋の四辺形」が見つかります。秋の四辺形の東側の2つの星をつないで南の空低い方へ伸ばし、くじら座のしっぽの星・デネブカイトスをさがしてみましょう。
 また、今月は特別な満月が見られます。月は地球の周りを回っていますが、その軌道(通り道)は楕円形です。つまり、地球と月の距離は常に一定ではなく、楕円上のどの位置にあるかによって変わります。約1ヶ月に一度めぐってくる満月の日と、月と地球の距離が近づくタイミングが重なったとき、地上からは満月が普段より大きく見えます。今年一番近づく満月は11月14日。いちばん小さく見えた4月22日の満月と比べると、1割ほど見た目の大きさに違いがあります。
 秋の夜長に、ひときわ輝く満月の鑑賞会などいかがでしょうか。


【11月の天文現象】

7日  立冬(冬の始まりという意味)  
8日  上弦
14日 満月(今年最大の満月 距離35 万6509km)
21日 下弦
22日 小雪(北国では雪がちらつき始める頃)
29日 新月

【11中旬夜8時頃の星空】

11月星図


平成28年10月の星空

2016.10.01 12:53:43
テーマ:今月の星空 

 宵の頃、虫の声が響くようになると星空も秋の装いをととのえます。空高いところには、それほど明るくありませんが4つの星がきれいな四角に並び「秋の四辺形」をかたち作っています。四辺形の西側と東側それぞれの辺を北へ伸ばすと、その先に北極星を見つけることができます。
 南の空に目を向けると、秋の星座でただひとつの一等星・みなみのうお座のフォーマルハウトが輝いています。フォーマルハウトは「魚の口」という意味ですが、日本では「南の一つ星」や「秋の一つ星」という呼び名があります。近年、フォーマルハウトのまわりにチリが集まって大きなリングを形成していることが明らかになりました。この星の周りでは、太陽系と同じような惑星ができつつあると考えらえています。南の一つ星を眺めながら、まだ見ぬ惑星に想いを馳せてみてはいかがでしょう。


【10月の天文現象】

1日 新月  
3-4日 月と金星が接近(日没後、西の低空に見える)
6日 月と土星が接近
8日 寒露(植物の葉の裏に、白玉のような露が付くころ)/月と火星が接近
9日 上弦
13日 後の月(十三夜)
16日 満月
23日 霜降(霜が降りはじめるころ)/下弦
28-31日 金星と土星が接近(日没後、南西の低空に見える)
31日 新月


【10月中旬夜8時頃の星空】
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平成28年9月の星空

2016.08.31 12:43:28
テーマ:今月の星空 

 秋風が心地良く感じられるようになると、空気が澄みわたり星空を眺めるにも良い季節を迎えます。頭の真上には、まだ夏の大三角がよく見えています。こと座のベガとはくちょう座のデネブをつないで、わし座のアルタイルを2つの星の反対側へ折り返すように三角形をつくってみてください。その近くに北極星が見つかります。
 今月15日は十五夜、中秋の名月です。中秋の名月とは旧暦8月15日の月のことです。旧暦では7~9月を秋としていて7月が初秋、8月が中秋、9月を晩秋と呼んでいました。中秋の名月には芋名月という別名もありますが、外国でも今ごろは農作物が採れる時期であるため収穫月(hervest moon)という呼び名があります。
 月は暦を知らせたり、夜道を照らすなど、昔の人にとって大切な存在でした。そこから自然と月へ感謝する気持ちが生まれ、いつしかお月見の風習につながったと考えられます。月の見える晩には、すすきやお団子を供えてお月見をしてみてはいかがでしょうか。

【9月の天文現象】

1日 新月
7日 白露(植物の葉の裏に、白玉のような露が付くころ)
9日 上弦
15日 中秋の名月
17日 満月
22日 秋分(太陽が真東から昇り真西へ沈み、昼夜の長さが同じ日)
23日 下弦
29日 水星が西方最大離角(明け方、東の空に見やすい)


【9月中旬夜8時頃の星空】
9-1



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