今月の星空

2024年12月一覧

2025年1月の星空案内

1/14-23 金星と土星が空で接近(夕方・西の空)
1/3-5 月・金星・土星が並ぶ
1/4 しぶんぎ座流星群が極大(明け方)
1/7 上弦
1/10,11 月と木星が並ぶ
1/12 地球と火星の最接近(距離9,608万km)
1/13 月・火星・ポルックスが並ぶ
1/14 満月
 月と火星が並ぶ
1/16 月とレグルスが並ぶ
1/21 月とスピカが並ぶ(午前0時~明け方)
1/22 下弦
1/25 月とアンタレスが並ぶ(午前4時~明け方)
1/29 新月
■火星から見た地球と月

画像クレジット: NASA/JPL-Caltech/University of Arizona

今月の1枚は、2007年に火星軌道から撮影された地球と月の写真です。火星から見ると、地球も月のように満ち欠けをしていますね。
今年の1月に2年2か月ぶりの接近となる火星は、最接近のころになると、星座の星で最も明るいおおいぬ座のシリウスと同じマイナス1.4等級まで明るくなります。街中からでも良く目立ち、肉眼でも望遠鏡でも楽しめますが、このとき火星から地球はどのように見えているのでしょうか? 地球は、火星よりも内側を公転しています。地球と火星が接近しているとき、火星からは地球が太陽と同じ方向に見えるため、最接近の際には火星から地球を見ることは難しそうです。しかし、春ごろになると、地球からは引き続き火星が、そして火星からは地球が夜空に見えるようになります。火星をご覧になるときには、思い出してみてください。

■イベント紹介 プラネタリウム講演会
星座の起源 -古代メソポタミア・エジプトの星座-

星座はいつ、どこで誕生したのでしょう。
プラネタリウムではギリシア神話がおなじみですが、星座が作られたのはギリシアとは違う場所。ピラミッドの作られた時代や、ツタンカーメン王やクレオパトラ女王が活躍した時代の空を再現しながら、星座の起源に迫ります。

開催 1月19日(日)17:10-18:40
対象 小学5年生~大人※小学生は保護者と参加
申込 web先着 / 受付中(定員234人)

詳細はこちら>>イベントページへ

■今月の星空 ダウンロード

拡大表示・ダウンロードはこちらから>>今月の星空ダウンロード(1.12MB)