今月の星空

平成30年 7月の星空

2018.06.26 19:12:21
テーマ:今月の星空 

赤い色にはわけがある

7月は、夜空を彩る「赤い」天体たちに注目の1か月です。
東に輝く火星は今年15年ぶりの大接近となり、ひときわ明るい姿を見せてくれます。
火星が赤いのは、表面に広がるさびた鉄を含む赤い土や岩の大地を見ているためです。

一方、南の空低くに輝く赤い天体はさそり座の1等星アンタレスです。
アンタレスのように自ら輝く恒星は、表面の温度で色が決まります。
赤く見えるアンタレスの表面温度は、3000℃くらいです。

さらに、7月28日には皆既月食があります。
皆既月食の最中は月が赤っぽく見えることがありますが、
今回の月食は夜明けごろで空が明るい時間帯です。
一体どんな月が見えるのでしょうか。
早起きして観察にチャレンジしてみましょう。

 

【7月のおもな天文現象】
7/6  下弦の月
7/12 水星が東方最大離角
      ※水星が空で太陽から最も(東側に)離れて見える日。
       前後数日間は夕方西の低空で見つけやすくなる。
7/13 新月
7/15・16 月と水星と金星が並ぶ(夕方、西の空)
7/20 上弦の月
7/21 月と木星が並ぶ
7/25 月と土星が並ぶ
7/27 月と火星が並ぶ
7/28 満月/皆既月食 ※月食始まり3:24、皆既月食4:30~(当日、東京の日の出は4:46)
      火星が衝 ※地球をはさんで太陽と反対側にあるため、衝の前後数日間は一晩中火星を見られる。
7/31 火星大接近(地球と火星が5,759万kmまで近づく)



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平成30年 6月の星空

2018.05.30 14:31:44
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梅雨は星が見えない?

必ずしも、そうとは限りません。空気中の“ちり”や“ホコリ”を雨が洗い流すために、澄み渡った空が広がることがあります。空が透き通っていると、星の色の違いが際立ちます。

いま、宵の空には西に金星、南に木星、東に土星が輝いています。どれも肉眼では黄色っぽく見える惑星ですが、このころの金星は特に明るく見えますので、色に注目してご覧ください。

また、星座を形作る星にも色の違いがあります。同じ1等星でも、うしかい座のアークトゥルスはオレンジ色、
おとめ座のスピカは青白い色、さそり座のアンタレスは赤色に見えると言われています。
どれほど色が違って見えるのか、梅雨の晴れ間にみなさんの目で確かめてみてください。

【6月のおもな天文現象】
6/3 月と火星が並ぶ(夜遅く、東の空)
6/7 下弦の月
6/14 新月
6/16 月と金星が並ぶ(夕方から夜にかけて、西の空)
6/20 上弦の月
6/23・24 月と木星が並ぶ
6/27 土星が衝 ※地球をはさんで太陽と反対側にあるため、衝の前後数日間は一晩中土星を見られる。
6/27・28 月と土星が並ぶ
6/28 満月




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平成30年 5月の星空

2018.04.29 19:50:58
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星空は、ようやく春です

にぎやかな冬の星座が去り、春の星座が主役となる季節になりました。
北の空高くにかかる、大きなひしゃくの形をした「北斗七星」から春の星座探しを始めましょう。

ひしゃくの持ち手を、ゆるやかなカーブを描きながら南の空へ伸ばしてみると、
二つの1等星にたどりつきます。
橙色にきらめくうしかい座のアークトゥルスと、白色に輝くおとめ座のスピカです。

アークトゥルス、スピカとしし座の2等星デネボラをつないで「春の大三角」を作ったら、
三角形の東側に見える木星や、西側に見えるしし座の1等星レグルスも探してみましょう。

日の入後の西の空低くに明るく見えている、「宵の明星」金星にも注目です。

 

【5月のおもな天文現象】
5/1  月と木星が接近(明け方、西の空)
5/5  月と土星が接近(明け方、南の空)
5/6  月と火星が並ぶ(明け方、南の空)
5/8  下弦の月
5/9  木星が衝
        ※地球をはさんで太陽と反対側にあるため、衝の前後数日間は一晩中木星を見られる。
5/15 新月
5/18 月と金星が並ぶ(夕方、西の空)
5/22 上弦の月
5/27 月と木星が並ぶ(28日未明に接近)
5/29 満月

 

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平成30年 4月の星空

2018.03.31 18:26:10
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西に金星、東に木星

日の入後、西の空に「宵の明星」金星がまぶしく輝いています。
金星は1等星の100倍もの明るさがあり、
飛行機の明かりなどと見間違えてしまう人がいるほどです。
街の空でも一目で見つけられるでしょう。
すぐそばには冬の星座の明るい星々も輝いています。

オリオン座や「冬の大三角」を探してみてください。
夜になれば、東の空から太陽系最大の惑星・木星がのぼります。
明るさは金星に敵わないものの、暗い夜空で見事な輝きを見せてくれます。

木星の少し高い空にある「春の大三角」も探してみましょう。
冬から春へと変わる星空を、惑星と一緒にお楽しみください。

 

【4月のおもな天文現象】
上旬…火星と土星が並ぶ(明け方、南東の空)※3日が最も近く並ぶ
4/3 …月と木星が並ぶ
4/8 …下弦の月、月と火星と土星が並ぶ(明け方、南東の空)
4/16…新月
4/18…月と金星が並ぶ(夕方、西の空)
4/23…上弦の月
4/25前後…金星とプレアデス星団(すばる)が並ぶ(夕方、西の空)
4/30…満月、水星が西方最大離角(前後数日、明け方の東の低空で見られる可能性がある)

4月星空

平成30年 3月の星空

2018.02.27 17:40:13
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金星、シリウス、一番星はどっち?

夕方、太陽がしずんだら、西の低い空を見てください。宵の明星・金星が輝いています。金星の明るさは1等星の約100倍もありますが、夕焼けの中では少し見つけづらいかもしれません。西の空が開けた場所で探してみてください。
金星が見えるころ、南の暗くなりつつある空には、星座の星の中で一番明るいおおいぬ座のシリウスが輝いています。
夕方に最初に見える星を一番星と呼びますが、金星とシリウス、どちらが一番星として見えるでしょうか。
これから金星はどんどん見やすい高さになり、今年の春から夏にかけては眩しいほどの輝きを見せてくれます。見え始めたばかりの控えめな金星をぜひ見てください。

【3月のおもな天文現象】
3/2…満月
3/4 …金星と水星が最接近(夕方、西の低空)
    ※前後数日、金星と水星が並ぶ
3/6~7…月と木星が並ぶ
3/9 …下弦の月
3/10…月と火星が並ぶ(明け方)
3/11…月と土星が並ぶ(明け方)
3/16…水星が東方最大離角
    (前後しばらく、日の入り直後の西の低空で見られる可能性がある)
3/17…新月
3/19…月と金星が並ぶ(夕方、西の空)
3/21…春分の日
3/25…上弦の月
3/31…満月
3月末~4月上旬…火星と土星が並ぶ(明け方)

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平成30年 2月の星空

2018.01.31 10:16:58
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冬の星座探しはオリオン座から

冬の夜空には明るい1等星や2等星がたくさんあり、
街の中でもたくさんの星を見ることができます。
「冬の大三角」や「冬のダイヤモンド(大六角形)」を
作りながら冬の星座を探してみましょう。

まず最初に、オリオン座を探すのがおすすめです。
1等星と2等星が砂時計のような形に並んでいて、
初めて星座を探す人にもとても見つけやすいです。

オリオン座を見つけたら、赤い1等星のベテルギウスとその東の2つの星で「冬の大三角」、
ベテルギウスを中心に周りの6つの1等星をつなぐと「冬のダイヤモンド」です。
とても大きな六角形ですので、空を広く探してください。

 

【2月のおもな天文現象】
2/2   月がレグルス(しし座の1等星)を隠す
     (東京では5:00~5:22)
2/8   月と木星が並ぶ(夜明け前)
     下弦の月
2/10 月と火星が並ぶ(夜明け前)
2/12 月と土星が並ぶ(夜明け前)
2/16 新月
2/23 上弦の月

 

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平成30年 1月の星空

2017.12.27 11:28:49
テーマ:今月の星空 

星空・宇宙に大注目の1年がスタート!

2018年は世界中の人が空を見上げる1年になるでしょう。探査機「はやぶさ2」の小惑星リュウグウ到着、15年ぶりの火星大接近、2回見られる月食、夏休みの夜空に4つの惑星(火・木・金・土)がそろうなど、1年を通して楽しむことができそうです。

早速、1月初旬から見逃せない天文現象が続きます。明け方の空に火星と木星・水星と土星が並び、それぞれがとても近づく様子が見られます。日の出が遅い時期ですので、午前6時前の空でこの惑星たちを見ることができるでしょう。

1月末には日本で3年ぶりの皆既月食が起こります。皆既月食についてはプラネタリウム「つきのいろ」で詳しく紹介しています。
次の月食は7月28日。大接近中の火星と並んで月が欠ける素晴らしい月食が見られます。

【1月のおもな天文現象】
1/2  満月(今年最も大きく見える満月)
   水星が西方最大離角
   (前後しばらく、夜明け直前の東の低空で見られる可能性がある)
1/4 しぶんぎ座流星群が極大(夜明け前)
1/7  火星と木星が最接近(明け方、南東の空)※前後数日、火星と木星が並ぶ
1/9 下弦の月
1/11~12  月と火星と木星が並ぶ
1/13 水星と土星が最接近(明け方、南東の低空)※前後数日、水星と土星が並ぶ
1/15 月と水星と土星が並ぶ
1/17 新月
1/25 上弦の月
1/31 満月/皆既月食 ※月食始まり20:48、皆既月食21:51~23:08、月食終わり2/1 00:11

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平成29年 12月の星空

2017.11.29 15:12:11
テーマ:今月の星空 

ふたご座を探してみよう

冬を代表する星座・オリオン座を目印に、ふたご座を探してみましょう。
東の空でオリオン座を見つけたら、そのまま左へと目を動かしてください。
オリオン座1つ分ぐらい離れたところに、明るい星が縦に(少し傾いて)2つ並んでいます。
それがふたご座の星、ポルックスとカストルです。

13日夜から14日の夜にかけて、「ふたご座流星群」が多く見られると予想されています。
「ふたご座流星群」はその名のとおり、ふたご座の方向から流れ星が流れて見えますが、
空全体に流れて見えますので、もしふたご座が探せなくても大丈夫です。

暖かい服装で、空を広く長く眺めてみてください。
運が良ければ都内でも1時間で10個ぐらい見られるかもしれません。

 

 【12月のおもな天文現象】
12/4     満月(今年一番大きく見える満月)
12/10     下弦の月
12/14   ふたご座流星群が極大
     月と火星が並ぶ(明け方、東の空)
12/15     月と木星が並ぶ(明け方、東の空)
12/18     新月
12/22  冬至
12/26  上弦の月

 

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平成29年 11月の星空

2017.11.02 10:59:13
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秋の四辺形を探してみよう

秋の星座の目印「秋の四辺形」が南の空高くのぼっています。
2等星と3等星で作る「秋の四辺形」は、星がたくさん見える場所では目立って見つけやすいのですが、
街の夜空で探すのは少し難しいです。
周りの明りが目に入らないように工夫して探してください。

「秋の四辺形」が見つからなければ、北の空にあるカシオペヤ座を先に探しましょう。
カシオペヤ座の「W」の形も2等星と3等星で作りますが、
「秋の四辺形」よりも狭い範囲に星が集まっていますので、
こちらの方が見つけやすいかもしれません。

南の低い空には秋の星座唯一の1等星フォーマルハウトがあります。
頭の上を越えて、カシオペヤ座とフォーマルハウトを結ぶと、その間に「秋の四辺形」があります。


【11月のおもな天文現象】
11/4     満月
11/11     下弦の月
中旬      木星と金星が並ぶ(明け方、東の空)
11/13-14   木星と金星が最接近
11/15     月と火星が並ぶ(明け方、東の空)
11/17     月と木星と金星が並ぶ(明け方、東の空)
11/18  新月
11/24  水星が東方最大離角
     (前後数日、日の入り直後の西の低空で見られる可能性がある)
11/27  上弦の月

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平成29年 10月の星空

2017.10.06 18:02:00
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「夏は三角、秋は四角」

東の空に秋の星座の目印、「秋の四辺形」がのぼってきました。
春・夏・冬の目印は三角ですが、秋だけは四角です。
「秋の四辺形」は2等星と3等星で作る四角形で、 明るい1等星がなく街の中では見つけづらいかもしれません。

まずは西の空に見える「夏の大三角」の3つの1等星から探し、
それを手がかりに「秋の四辺形」を探してみましょう。
明け方の東の空には明けの明星・金星が眩しく輝き、10月上旬は近くに火星が並んでいます。
現在の火星の明るさは1.8等で朝焼け中では見えないかもしれません。

双眼鏡などを使って金星のそばに赤い火星がないか探してみましょう。
これから火星は少しずつ地球に近づき、 来年の夏には1等星の10倍以上の明るさで見えるようになります。

【10月のおもな天文現象】
上旬 火星と金星が並ぶ(明け方、東の空)
4日 中秋の名月
6日 満月/火星と金星が最接近
12日 下弦
17~18日 月と火星と金星が並ぶ
20日 新月
24日 月と土星が並ぶ
28日 上弦

10月の星空


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