■火星から見た地球と月
今月の1枚は、2007年に火星軌道から撮影された地球と月の写真です。火星から見ると、地球も月のように満ち欠けをしていますね。
今年の1月に2年2か月ぶりの接近となる火星は、最接近のころになると、星座の星で最も明るいおおいぬ座のシリウスと同じマイナス1.4等級まで明るくなります。街中からでも良く目立ち、肉眼でも望遠鏡でも楽しめますが、このとき火星から地球はどのように見えているのでしょうか? 地球は、火星よりも内側を公転しています。地球と火星が接近しているとき、火星からは地球が太陽と同じ方向に見えるため、最接近の際には火星から地球を見ることは難しそうです。しかし、春ごろになると、地球からは引き続き火星が、そして火星からは地球が夜空に見えるようになります。火星をご覧になるときには、思い出してみてください。
■イベント紹介 プラネタリウム講演会
星座の起源 -古代メソポタミア・エジプトの星座-
星座はいつ、どこで誕生したのでしょう。
プラネタリウムではギリシア神話がおなじみですが、星座が作られたのはギリシアとは違う場所。ピラミッドの作られた時代や、ツタンカーメン王やクレオパトラ女王が活躍した時代の空を再現しながら、星座の起源に迫ります。
開催 1月19日(日)17:10-18:40
対象 小学5年生~大人※小学生は保護者と参加
申込 web先着 / 受付中(定員234人)
詳細はこちら>>イベントページへ
■今月の星空 ダウンロード
拡大表示・ダウンロードはこちらから>>今月の星空ダウンロード(1.12MB)