今月の星空

平成26年4月の星空

2014.03.25 19:21:39
テーマ:今月の星空 

4月14日に火星と地球が最接近!

 東京で桜が咲くころ、夜空では春の星座が見ごろを迎えています。
 ただ今年注目していただきたいのは、まさに今、見ごろを迎えている赤い惑星「火星」です。
 火星は約2年2か月ごとに地球に接近しています。そして最接近するのが、今年の4月14日なのです。
 2003年は約5576万㎞まで近づき、「大接近」となりましたが、今年は約9239万㎞と「中接近」位となります。
 距離が近いと当然明るく見えるので、都会の空でもとてもよく見えます。
 火星は見かけ上、動きが早いので上旬はおとめ座の1等星スピカの近くに見えますが、下旬では見える位置が少し西寄りに変わります。
 夜桜見物とともに火星探しなどいかがでしょうか?葉桜になってからも火星は楽しめます。

 【4月の天文現象】

4日・・・月とアルデバランが並ぶ
6~7日・・・月と木星が並ぶ
7日・・・上弦の月
14日・・・火星が地球最近 / 月と火星が並ぶ
15日・・・皆既月食(東京では見られない) / 満月
22日・・・下弦の月
29日・・・新月

【4月中旬夜8時頃の星空】

 4月星図カラーame

ほしぞらニュース4月号


平成26年3月の星空

2014.02.27 11:49:12
テーマ:今月の星空 

星空で季節の移ろいを感じよう

 寒さが落ち着いてくると、夜空に見える星座も冬から春に移り変わっていきます。

 北東の空には、春の星座であるおおぐま座のしっぽの部分、「北斗七星」が柄を下にして垂直に立った姿で登ってきています。七つの星でつくる大きな“ひしゃく”を探してみましょう。   
 南の空では、まだまだ木星が見ごろです。10日前後には半月(上弦)を少し過ぎた月が木星の近くを通り過ぎていく様子を見ることができます。

 そして21日は二十四節気のひとつ、春分です。春分の日の太陽は真東からのぼり真西へと沈んでいくので正しい東西の方向を知ることができます。この日を過ぎると、昼間の長さの方が夜の長さより少しずつ長くなっていきます。
 空でも暖かな春の訪れを感じてみましょう。

【3月の天文現象】

 1日  新月

 6日  啓蟄

 8日  上弦の月

 9~11日  月と木星が並ぶ

14日  水星が西方最大離角

17日  満月

18日  春の彼岸の入り

19・20日  明け方 月と火星が並ぶ

21日  春分の日/春分

23日  金星が西方最大離角

24日  下弦の月

27・28日  明け方 月と金星が並ぶ

 31日  新月

【3月中旬夜8時頃の星空】

3月(カラー)カノープス


ほしぞらニュース3月号


平成26年2月の星空

2014.02.02 11:31:01
テーマ:今月の星空 

冬の星座と惑星が見ごろ

 この時期はすっきりとした、透明感あふれる星空を楽しむことができます。

 19時ごろから21時ごろ南の空をながめると、目線より高いところから頭の上にかけて広くひろがる明るい星々が見つかります。このあたりにある冬の星座の1等星をつないで、夜空を彩る大きな「冬の大三角」と「冬のダイヤモンド」を作ることができます。これらの目印が見つかったら、それぞれの冬の星座たちを探してみましょう。

 一晩中空を見ていると、4つの惑星を見ることができます。日の入り後の空では木星が、日の出前の空では火星・土星・金星が見えとてもにぎやかです。
 19日から27日の明け方にかけてはこれら惑星の中を明るい月が形を変えながら通り過ぎていきます。早起きすると普段とはまた違った星空が見られますよ!

【2月の天文現象】

 3日  節分

 4日  立春

 7日  上弦の月

10~11日  月と木星が並ぶ

15日  満月
      金星が最大光度(-4.6等)

16日  水星が内合

19日  雨水

20日  明け方の空で月と火星が並ぶ

22日  明け方の空で月と土星が並ぶ

23日  下弦の月

26日  明け方の空で月と金星が並ぶ

【2月中旬夜8時頃の星空】

2月(カラー)


ほしぞらニュース2月号


平成26年1月の星空

2013.12.26 17:27:36
テーマ:今月の星空 

新年の空で星座さがし

 あけましておめでとうございます。今年も多摩六都科学館をよろしくお願いいたします。
 2014年、注目の天文現象は10月8日の皆既月食です。ほぼ全国で最初から最後まで観察できます。楽しみにしていましょう。

 日暮れのころには東の空で冬の星がきらきらと輝いています。冬の空での星座探しの目印は『冬の大三角』。オリオン座の赤いベテルギウスとおおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンの3つの1等星で形づくります。すぐ近くに見えている木星と間違えないように。またオリオン座もとても分かりやすい星の並びなので、冬の大三角と並んで良い目印となるでしょう。

 4日の夜明け前には三大流星群の一つ「しぶんぎ座流星群」が極大となります。細い月が夕方に沈みとても良い条件の中で観察できます。3日深夜から4日夜明け前にかけてが流星の見えやすい時間帯ですので、暖かい服装で空を眺めましょう。

【1月の天文現象】

 1日  新月 / 元旦

 4日  しぶんぎ座流星群が極大

 5日  小寒

 6日  木星が衝

 8日  上弦の月

11日  金星が内合

14~15日  月と木星が並ぶ

16日  満月

17日  冬の土用の入り

20日  大寒

24日  下弦の月

31日  新月 / 水星が東方最大離角

【1月中旬夜8時頃の星空】

1月(カラー)


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平成25年12月の星空

2013.12.01 11:32:04
テーマ:今月の星空 

彗星のゆくえに注目

 12月に入ってからしばらくの間は日の出前の東の空でアイソン彗星を見られる可能性があります。彗星の位置や明るさなどは日々変わるので、11月29日に太陽に最も近づいたアイソン彗星がその後どう姿を変えるか、これからも注目してみてください。観察するときは東の空がひらけた場所を探しましょう。
   
 19時~21時ごろは夏の大三角・秋の四辺形・冬の大三角の3つの目印が見えています。東の空からは冬の星たちが昇ってきました。冬の空は明るい1等星が多く、今年はふたご座の1等星ポルックスのそばに木星もあります。18~19日ごろは木星と月が並んで輝き、美しい光景となります。

 14日前後は三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」の活動が活発になりますが、月が明るいため観察条件は良くありません。ただ、毎年ほぼ安定して多くの流星が見られるので13日や14日の夜遅くから明け方にかけてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 空が広く見える場所で全体をくまなく眺めるのがおすすめです。

【12月の天文現象】

 2日  水星食

 3日  新月

 5~6日  月と金星が並ぶ

 7日  大雪 / 金星が最大光度

10日  上弦の月

14日  ふたご座流星群が極大

17日  満月

18~19日  月と木星が並ぶ

22日  冬至

25日  下弦の月

26日  月と火星が並ぶ

【12月中旬夜8時頃の星空】

12月(カラー)

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平成25年11月の星空

2013.10.31 19:42:09
テーマ:今月の星空 

秋の夜長の星見

 秋が深まり山が紅葉で彩られる頃になると、秋の星座たちが夜空を埋めつくします。
   
 秋の宵空は明るい星が少なく、1等星は南の空で輝くフォーマルハウトひとつのみです。フォーマルハウトから空高くへとたどるとペガスス座とアンドロメダ座の星でつくる「秋の四辺形」、そのまま北寄りの空へ目線を移すと「w」の形が目印のカシオペヤ座も見つかります。
 東の空ではそろそろ冬の星たちも昇り始めます。
冬のキラキラとした明るい星たちもきれいですが、寒くなる前に秋の淡く静かな星空を眺めておきましょう。
  
 日の入り後の南西の空では金星が見ごろです。
7日前後には細い月が金星に近づき、とても美しい空が見られます。
 また、18日には水星が西方最大離角となり前後数日ほどは日の出前の東の空低くで見つけやすくなります。近くにあるおとめ座の1等星スピカが目印になるので、早起きしたら探してみましょう。

【11月の天文現象】

 1日  金星が東方最大離角

 3日  新月

 7日  立冬 / 月と金星が近づく

10日  上弦の月

18日  満月 / 水星が西方最大離角

22日  小雪

26日  下弦の月

29日  アイソン彗星が近日点を通過

【11月中旬夜8時頃の星空】

 11月(カラー)

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平成25年10月の星空

2013.09.29 15:36:12
テーマ:今月の星空 

去る夏と来る秋の共演

 秋風が少しずつ心地良さを増す頃。夜空では華やかな夏の星座たちが西空に傾き、東の空には秋の星座たちが昇ってきています。

 秋を代表する星座たちは、ひとつのギリシャ神話で結びつけられています。物語に登場するペガスス座の3つの星とアンドロメダ座の1つの星が形作る大きな四角「秋の四辺形」を探してみましょう。東の空高くで四角を作る4つの星は2等星が3つ、3等星が1つと暗くあまり目立ちませんが、西の空高く輝く「夏の大三角」から東にたどると見つけやすくなります。

 先月19日は「中秋の名月(十五夜)」でしたが、今月17日は「十三夜(後(のち)の月)」です。この十三夜は日本だけの風習で、旧暦9月13日に月見を楽しみます。日本では古くから両方の名月をあわせて「二夜の月」と呼びます。どちらか一方だけ月見をする場合は「片見月」と呼ばれ、あまりよくないものとされていました。
 満月よりも少しだけ欠けた十三夜の月も趣があります。

【10月の天文現象】

 5日  新月

 8日  寒露

 9日  水星が東方最大離角

12日  上弦の月

17日  十三夜(後の月)

19日  満月

20日  秋の土用の入り

23日  霜降

27日  下弦の月

【10月中旬夜8時頃の星空】

10月(カラー)


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平成25年9月の星空

2013.09.06 13:45:18
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明るい星が大集合!

 9月上旬は日の入り後の南西の空がとてもきれいです。一番星の金星、土星と、明るい惑星が近くに集まる様子が見られます。特に8日から10日にかけてはこれらの星に加えて細い月も並び、目をひきます。
 秋が近づき、夏の星座はそろそろ西の空へと向かいます。集まった3つの星より少し南寄りの空には夏の代表的な星座・さそり座のアンタレスもまだ見えているので、一緒に探してみましょう。

 また今月19日は「中秋の名月」です。「十五夜のお月見」と言うように、旧暦(昔のカレンダー)の8月15日なので毎年お月見の日にちは変わります。
名月と言っても必ずしも満月になるとは限りませんが、昨年に続き今年はちょうど満月です。「芋名月」とも呼ばれるこの日、里芋やススキ、ダンゴなどを供えてお月見はいかがでしょう?
 もし曇ってもお月見のチャンスはもう一度あります。10月には十三夜の「後の月」と呼ばれる、日本流のお月見があります。今年は10月17日、こちらも合わせてお楽しみください。 

【9月の天文現象】

 1日  二百十日

 5日  新月

 7日  白露

8~10日  月・スピカ・金星・土星が並ぶ

13日  上弦の月

19日  満月 / 中秋の名月

20日頃  金星と土星が並ぶ

20日  彼岸の入り

23日  秋分

27日  下弦の月

【9月中旬夜8時頃の星空】 

9月(カラー)


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平成25年8月の星空

2013.07.31 18:15:49
テーマ:今月の星空 

流れ星を見てみよう!

 梅雨も明け、夜空の星を眺めるのによい季節です。
 12日の宵から13日の夜明けまでの間、三大流星群の一つである「ペルセウス座流星群」がピークとなります。8月上旬~20日ごろまでの長期間楽しめますが、そのなかでも特にたくさんの流れ星を見ることができるのがこのころ。今年は明るい月明かりの影響もなく、より流れ星を見やすくなります。
 ただ街明りのある都会の空では見える流れ星の数は1時間に数個ほどと、少なくなってしまいます。ぜひ空が広く見える街明りの少ない場所へ出かけて、空全体をながめてみてください。
 
 さらに12日の日の入り(東京:18時35分)後には、おとめ座の1等星スピカが月にかくされる「スピカ食」が起こります。スピカが月の裏に入るのはまだ空が明るい時間帯なので、双眼鏡での観察がおすすめです。東京では18時48分ごろスピカが月の欠けている側から入り、19時25分ごろ反対側から出てきます。太陽が沈んだら南西の空を見てみましょう。今回は7年ぶり、次は11年後となる、少しめずらしい天文現象です。 

【8月の天文現象】

 7日  立秋 / 新月

10日  月と金星が並ぶ

12日  スピカ食 / ペルセウス座流星群が極大

13日  月と土星が並ぶ / 伝統的七夕

14日  上弦の月

21日  満月

23日  処暑

28日  下弦の月

【8月中旬夜9時頃の星空】        8月(カラー)


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平成25年7月の星空

2013.07.02 18:16:30
テーマ:今月の星空 

七夕物語と天の川

 7月7日は夏の風物詩でもある七夕です。笹飾り、たんざくでのお願い事はしましたか?七夕物語の織り姫と彦星も天の川をはさんで夜空に輝いています。
 東の宵空を見上げると、3つの明るい星が見つかります。その中で一番明るい星が織り姫星・こと座のベガ、次に明るい星が彦星・わし座のアルタイルにあたります。織り姫星は彦星より先に昇り、北寄りの空高くに見えます。2つの星の間には天の川が流れていますが、残念ながら明るい街の中からは見ることはできません。想像を巡らせてみましょう!

 七夕は中国で生まれたお話です。中国では彦星を農業を司る星、同じ時期に天の川をはさんで明るく輝く織り姫を糸・針の仕事を司る星として考えました。これが日本に伝わり、農業が本格的に行われ星がよく見える夜に、七夕を行うようになりました。
 織り姫・彦星は7月の宵空ではまだ東よりの空に見えますが、8月にもなると梅雨も明け、その輝きを頭の上高く仰ぎ見ることができます。旧暦の7月7日は「伝統的七夕」と呼ばれ、今年は8月13日です。

ぜひふた月に渡って七夕を楽しんでみてください。

【7月の天文現象】

 2日  半夏生

 7日  小暑

 8日  新月

10 ~ 11日  月と金星が並ぶ

16日  上弦の月 / 月とスピカが並ぶ

17日  月と土星が並ぶ

19日  土用の入り

23日  大暑 / 満月

30日  下弦の月 / 水星が西方最大離角

【7月中旬夜9時頃の星空】

 7月(カラー)

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