今月の星空

平成26年7月の星空

2014.06.29 17:15:03
テーマ:今月の星空 

七夕ごろに近づいて見える天体!

 7月7日は七夕です。織姫と彦星が1年に1度だけ会うことができる日だとされています。
 「会うことができる」ということは織姫星である「ベガ」と彦星である「アルタイル」が7月7日に近づくということなのでしょうか?
 残念ながらこの2つの星が近づくことはありません。昔の人々は天の川の両岸に輝く明るい2つの星を見てロマンティックなお話を考えたのです。
 その代りというわけではありませんが、今年は七夕の頃に「火星」がおとめ座の「スピカ」に近づいていくように見えます。火星は太陽の周りをまわっている惑星です。そのため恒星とは違う動きをするので、星空の中をどんどん動いていくように見えます。とても複雑な動きをするので「惑わせる星」と書いて「惑星」といいます。
 6日には月も一緒に並びます。ぜひ、月と火星とスピカが並んだ美しい空をご覧ください。

【7月の天文現象】

5日・・・上弦の月

6日・・・月と火星とおとめ座のスピカ が並ぶ

8日・・・月と土星が並ぶ

12日・・・満月

13日・・・火星とおとめ座のスピカがとても近づく

19日・・・下弦の月

27日・・・新月

【7月中旬夜9時頃の星空】

 7月星図カラー

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平成26年6月の星空

2014.06.01 08:15:47
テーマ:今月の星空 

プラネタリアンは大三角がお好き♡

 プラネタリウムで解説する人のことを一部では、「プラネタリアン」と呼んだりします。
 なんだか変な名前ですが、国際プラネタリウム協会が発行している冊子の名前にもなっています。
 そんな「プラネタリアン」たちが好んで使うのが「三角形」です。
 「夏の大三角」「冬の大三角」は小学校でも習うので有名ですね。そして、もう1つ「春の大三角」というのもあります。この時期は「春」と「夏」の大三角を同じ時間に見ることができます。
 考えてみれば星を3つ結べば空のあちらこちらに「三角形」を作ることができるのに、どうして3つだけ有名なのでしょうか?
 星は明るい星と暗い星があります。明るい星から見つけていくと星座が見つけやすいので、明るい星を3つ結んだ三角形を目印にしているのです。
 ぜひ、実際の空で大三角を見つけてください。

【6月の天文現象】

6月・・・上弦の月

7日・・・くじら座のミラ極大光度(2等くらい)

7~8日・・・月と火星が並ぶ

10日・・・月と土星が並ぶ

13日・・・満月

20日・・・下弦の月

21日・・・夏至

27日・・・新月

【6月中旬夜9時頃の星空】

 6月星図カラー

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平成26年5月の星空

2014.04.22 14:50:02
テーマ:今月の星空 

3つの太陽系の惑星を探そう!

 太陽の周りをまわっている太陽系の惑星は現在8個あります。
 そのうち肉眼で見ることができるのは地球を除くと水星、金星、火星、木星、土星の5つだけです。 そして今月は3つの惑星(火星、木星、土星)を同じ時間に見ることができるチャンスです!
 まずは、20時頃西の低い空に見えている木星です。空の中で一番明るいのですぐ見つかります。
 つづいて、南の空に見えている赤い火星を探してみましょう。4月14日に最接近をした後、地球から遠ざかっているので下旬になるにつれてだんだん暗くなります。
 最後に環が有名な土星を南東の空で探してみましょう。3つの中では一番暗いですが、東京でも見られます。ただし、土星の環は望遠鏡を使わなければ見ることができません。6~8月の観望会で見る予定ですので、応募してくださいね。

【5月の天文現象】

4日・・・月と木星が並ぶ

7日・・・上弦の月

11日・・・土星が衝をむかえ、見ごろ/月と火星が並ぶ

14日・・・月と土星が並ぶ

15日・・・満月

21日・・・下弦の月

29日・・・新月

【5月中旬夜8時頃の星空】

5月星図

 ほしぞらニュース5月号


平成26年4月の星空

2014.03.25 19:21:39
テーマ:今月の星空 

4月14日に火星と地球が最接近!

 東京で桜が咲くころ、夜空では春の星座が見ごろを迎えています。
 ただ今年注目していただきたいのは、まさに今、見ごろを迎えている赤い惑星「火星」です。
 火星は約2年2か月ごとに地球に接近しています。そして最接近するのが、今年の4月14日なのです。
 2003年は約5576万㎞まで近づき、「大接近」となりましたが、今年は約9239万㎞と「中接近」位となります。
 距離が近いと当然明るく見えるので、都会の空でもとてもよく見えます。
 火星は見かけ上、動きが早いので上旬はおとめ座の1等星スピカの近くに見えますが、下旬では見える位置が少し西寄りに変わります。
 夜桜見物とともに火星探しなどいかがでしょうか?葉桜になってからも火星は楽しめます。

 【4月の天文現象】

4日・・・月とアルデバランが並ぶ
6~7日・・・月と木星が並ぶ
7日・・・上弦の月
14日・・・火星が地球最近 / 月と火星が並ぶ
15日・・・皆既月食(東京では見られない) / 満月
22日・・・下弦の月
29日・・・新月

【4月中旬夜8時頃の星空】

 4月星図カラーame

ほしぞらニュース4月号


平成26年3月の星空

2014.02.27 11:49:12
テーマ:今月の星空 

星空で季節の移ろいを感じよう

 寒さが落ち着いてくると、夜空に見える星座も冬から春に移り変わっていきます。

 北東の空には、春の星座であるおおぐま座のしっぽの部分、「北斗七星」が柄を下にして垂直に立った姿で登ってきています。七つの星でつくる大きな“ひしゃく”を探してみましょう。   
 南の空では、まだまだ木星が見ごろです。10日前後には半月(上弦)を少し過ぎた月が木星の近くを通り過ぎていく様子を見ることができます。

 そして21日は二十四節気のひとつ、春分です。春分の日の太陽は真東からのぼり真西へと沈んでいくので正しい東西の方向を知ることができます。この日を過ぎると、昼間の長さの方が夜の長さより少しずつ長くなっていきます。
 空でも暖かな春の訪れを感じてみましょう。

【3月の天文現象】

 1日  新月

 6日  啓蟄

 8日  上弦の月

 9~11日  月と木星が並ぶ

14日  水星が西方最大離角

17日  満月

18日  春の彼岸の入り

19・20日  明け方 月と火星が並ぶ

21日  春分の日/春分

23日  金星が西方最大離角

24日  下弦の月

27・28日  明け方 月と金星が並ぶ

 31日  新月

【3月中旬夜8時頃の星空】

3月(カラー)カノープス


ほしぞらニュース3月号


平成26年2月の星空

2014.02.02 11:31:01
テーマ:今月の星空 

冬の星座と惑星が見ごろ

 この時期はすっきりとした、透明感あふれる星空を楽しむことができます。

 19時ごろから21時ごろ南の空をながめると、目線より高いところから頭の上にかけて広くひろがる明るい星々が見つかります。このあたりにある冬の星座の1等星をつないで、夜空を彩る大きな「冬の大三角」と「冬のダイヤモンド」を作ることができます。これらの目印が見つかったら、それぞれの冬の星座たちを探してみましょう。

 一晩中空を見ていると、4つの惑星を見ることができます。日の入り後の空では木星が、日の出前の空では火星・土星・金星が見えとてもにぎやかです。
 19日から27日の明け方にかけてはこれら惑星の中を明るい月が形を変えながら通り過ぎていきます。早起きすると普段とはまた違った星空が見られますよ!

【2月の天文現象】

 3日  節分

 4日  立春

 7日  上弦の月

10~11日  月と木星が並ぶ

15日  満月
      金星が最大光度(-4.6等)

16日  水星が内合

19日  雨水

20日  明け方の空で月と火星が並ぶ

22日  明け方の空で月と土星が並ぶ

23日  下弦の月

26日  明け方の空で月と金星が並ぶ

【2月中旬夜8時頃の星空】

2月(カラー)


ほしぞらニュース2月号


平成26年1月の星空

2013.12.26 17:27:36
テーマ:今月の星空 

新年の空で星座さがし

 あけましておめでとうございます。今年も多摩六都科学館をよろしくお願いいたします。
 2014年、注目の天文現象は10月8日の皆既月食です。ほぼ全国で最初から最後まで観察できます。楽しみにしていましょう。

 日暮れのころには東の空で冬の星がきらきらと輝いています。冬の空での星座探しの目印は『冬の大三角』。オリオン座の赤いベテルギウスとおおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンの3つの1等星で形づくります。すぐ近くに見えている木星と間違えないように。またオリオン座もとても分かりやすい星の並びなので、冬の大三角と並んで良い目印となるでしょう。

 4日の夜明け前には三大流星群の一つ「しぶんぎ座流星群」が極大となります。細い月が夕方に沈みとても良い条件の中で観察できます。3日深夜から4日夜明け前にかけてが流星の見えやすい時間帯ですので、暖かい服装で空を眺めましょう。

【1月の天文現象】

 1日  新月 / 元旦

 4日  しぶんぎ座流星群が極大

 5日  小寒

 6日  木星が衝

 8日  上弦の月

11日  金星が内合

14~15日  月と木星が並ぶ

16日  満月

17日  冬の土用の入り

20日  大寒

24日  下弦の月

31日  新月 / 水星が東方最大離角

【1月中旬夜8時頃の星空】

1月(カラー)


ほしぞらニュース1月号


平成25年12月の星空

2013.12.01 11:32:04
テーマ:今月の星空 

彗星のゆくえに注目

 12月に入ってからしばらくの間は日の出前の東の空でアイソン彗星を見られる可能性があります。彗星の位置や明るさなどは日々変わるので、11月29日に太陽に最も近づいたアイソン彗星がその後どう姿を変えるか、これからも注目してみてください。観察するときは東の空がひらけた場所を探しましょう。
   
 19時~21時ごろは夏の大三角・秋の四辺形・冬の大三角の3つの目印が見えています。東の空からは冬の星たちが昇ってきました。冬の空は明るい1等星が多く、今年はふたご座の1等星ポルックスのそばに木星もあります。18~19日ごろは木星と月が並んで輝き、美しい光景となります。

 14日前後は三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」の活動が活発になりますが、月が明るいため観察条件は良くありません。ただ、毎年ほぼ安定して多くの流星が見られるので13日や14日の夜遅くから明け方にかけてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 空が広く見える場所で全体をくまなく眺めるのがおすすめです。

【12月の天文現象】

 2日  水星食

 3日  新月

 5~6日  月と金星が並ぶ

 7日  大雪 / 金星が最大光度

10日  上弦の月

14日  ふたご座流星群が極大

17日  満月

18~19日  月と木星が並ぶ

22日  冬至

25日  下弦の月

26日  月と火星が並ぶ

【12月中旬夜8時頃の星空】

12月(カラー)

ほしぞらニュース12月号


平成25年11月の星空

2013.10.31 19:42:09
テーマ:今月の星空 

秋の夜長の星見

 秋が深まり山が紅葉で彩られる頃になると、秋の星座たちが夜空を埋めつくします。
   
 秋の宵空は明るい星が少なく、1等星は南の空で輝くフォーマルハウトひとつのみです。フォーマルハウトから空高くへとたどるとペガスス座とアンドロメダ座の星でつくる「秋の四辺形」、そのまま北寄りの空へ目線を移すと「w」の形が目印のカシオペヤ座も見つかります。
 東の空ではそろそろ冬の星たちも昇り始めます。
冬のキラキラとした明るい星たちもきれいですが、寒くなる前に秋の淡く静かな星空を眺めておきましょう。
  
 日の入り後の南西の空では金星が見ごろです。
7日前後には細い月が金星に近づき、とても美しい空が見られます。
 また、18日には水星が西方最大離角となり前後数日ほどは日の出前の東の空低くで見つけやすくなります。近くにあるおとめ座の1等星スピカが目印になるので、早起きしたら探してみましょう。

【11月の天文現象】

 1日  金星が東方最大離角

 3日  新月

 7日  立冬 / 月と金星が近づく

10日  上弦の月

18日  満月 / 水星が西方最大離角

22日  小雪

26日  下弦の月

29日  アイソン彗星が近日点を通過

【11月中旬夜8時頃の星空】

 11月(カラー)

ほしぞらニュース11月号
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平成25年10月の星空

2013.09.29 15:36:12
テーマ:今月の星空 

去る夏と来る秋の共演

 秋風が少しずつ心地良さを増す頃。夜空では華やかな夏の星座たちが西空に傾き、東の空には秋の星座たちが昇ってきています。

 秋を代表する星座たちは、ひとつのギリシャ神話で結びつけられています。物語に登場するペガスス座の3つの星とアンドロメダ座の1つの星が形作る大きな四角「秋の四辺形」を探してみましょう。東の空高くで四角を作る4つの星は2等星が3つ、3等星が1つと暗くあまり目立ちませんが、西の空高く輝く「夏の大三角」から東にたどると見つけやすくなります。

 先月19日は「中秋の名月(十五夜)」でしたが、今月17日は「十三夜(後(のち)の月)」です。この十三夜は日本だけの風習で、旧暦9月13日に月見を楽しみます。日本では古くから両方の名月をあわせて「二夜の月」と呼びます。どちらか一方だけ月見をする場合は「片見月」と呼ばれ、あまりよくないものとされていました。
 満月よりも少しだけ欠けた十三夜の月も趣があります。

【10月の天文現象】

 5日  新月

 8日  寒露

 9日  水星が東方最大離角

12日  上弦の月

17日  十三夜(後の月)

19日  満月

20日  秋の土用の入り

23日  霜降

27日  下弦の月

【10月中旬夜8時頃の星空】

10月(カラー)


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