今月の星空

2025年11月一覧

2025年11月の星空案内

11/2      月と土星が並ぶ
               後(のち)の月(十三夜)
11/5      満月(今年最も地球に近い満月)
11/6      すばる食(6日23時頃~7日午前2時頃)
11/10    月、木星、ポルックスが並ぶ
11/12    下弦
11/13    月とレグルスが並ぶ(午前1時~明け方)
11/17,18 月とスピカが並ぶ(明け方、東の空)
11/18    しし座流星群が極大(17日深夜~18日の夜明け頃)
11/20    新月
11/24    土星の環の傾きが最小になる
11/27    月面X(エックス)が見られる(20:45の前後1時間程度観測できる)
11/28    上弦
11/29    月と土星が並ぶ
■今月の一枚 旧暦 ~月の満ち欠けによる暦~

旧暦は月の満ち欠けから作られたカレンダーです。旧暦では新月を各月の1日目として、月の満ち欠けが一周する29.5 日をもとに、ひと月の日数を29日または30日と決めていました。しかしこの方法で1年の日数を計算すると、1か月を平均した約29.5日×12か月分=約354日となり、地球が太陽のまわりを1周する365日と約11日もずれてしまいます。そのため数年に一度「閏月」をいれた1年が13か月ある年をつくり、季節と暦のずれを調整していました。その後、太陽の動きをもとに作られた太陽暦が採用されましたが、「伝統的七夕(旧暦7月7日)」や「中秋の名月(旧暦8月15日)」「後の月(旧暦9月13日)」など、旧暦に基づいた行事が私たちの暮らし中にも受け継がれています。

参考サイト:国立天文台https://www.nao.ac.jp/faq/a0304.html

 

■番組紹介 全編生解説プラネタリウム「2025土星の環は三度消える⁉」

 

 

土星は大きな環を持つことで知られていますが、2025年春にその環が地球から見えなくなる「環の消失」が二度起こりました。さらにこの秋、三度目の消失が起こります。
土星の環はなぜ消えてしまうのでしょうか。いつもとちょっと違う「環がない土星」の姿をプラネタリウムでお楽しみください。

投影期間 10月11日(土)~12月27日(土)
対象 どなたでも(小学2年生以下は保護者と観覧)

詳細はこちら>>イベントページ

 

 

 

■今月の星空 ダウンロード

 

 

 

 

 

 

 

 

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