おうちでロクトを楽しもう!

月を撮影する

月は空にあれば明るく大きく見えるので、とてもみつけやすい天体です。今回はこの月を撮影した写真と、その撮影方法をご紹介します。

【スマホで撮影】

他の記事でも惑星のスマホ撮影についてはご紹介していますが、もちろん月も撮影できます。カメラの設定を調整したら、スマホがぶれないように脇をしめしっかり固定して撮るのがコツです。

慣れてきてズーム撮影機能があるなら、月を大きく写してみましょう。スマホを三脚(最近は1500円前後でリモコン付きのスマホを取り付けられる三脚も販売されているようです)などに固定できると、より良い条件で撮影できます。「カメラの設定は自動調整のみ」というスマホなら、空が比較的明るいうちに撮影した方が、月の形をわかりやすく写せるかもしれません。

【ズーム機能がついたデジカメや天体望遠鏡を用いて撮影】

光学ズームやデジタルズームの機能があるカメラなら、設定を調整して月の海やクレーターもはっきりと簡単に撮影できます。ズーム機能がないカメラやスマホなら、天体望遠鏡でのぞくようにレンズを近づけたり、専用のアダプタで調整すれば同じような写真が撮れます。少し練習は必要ですが、工作で作る小さな望遠鏡でも写せるので、お持ちの方はぜひ挑戦してみてください。

昇ってきたばかりの月と地上の景色、花や木々、雲を入れて撮影すると、趣ある写真にもできます。自分なりの構図を考えて楽しむのも良いのではないでしょうか。また、撮影する時は明るい昼間のうちに空が開けている場所を見つけておくのがおすすめです。

※星や月を探したり撮影する時は、ご自宅など安全なところでお願いします。また、子どもの皆さんはお家の方と一緒に見るようにしましょう。