両生・は虫類のレプリカ、哺乳類の剥製 (自然の部屋)
【解説】
レプリカとは本物から型どりして、大きさや色・形を精巧に再現した模型のことです。両生・は虫類は、はく製にしにくいのでレプリカを使うことで生きているときの姿をじっくりと観察することができます。
ここに展示しているのは科学館周辺でよく見かける両生・は虫類です。ウシガエルやミシシッピアカミミガメもよく見かけますが、もともと日本に生息していなかった外来種で、輸入したものを人間が野外に放ったことで野生化し、定着しました。
合わせて展示されているタヌキや二ホンリスといった哺乳類は、かつては身近な動物でしたが、環境の変化で科学館周辺ではあまり見られなくなっています。「身近な動物」も人為的な要因や環境の変化で時代によって変わっていきます。
©dwarf/多摩六都科学館