今月の星空

2020年 11月の星空案内

秋の四辺形から星を見つけよう!

秋の四辺形のそれぞれの辺をたどってみましょう。
方角の目印となる北極星や、秋の星座を見つけることができます。

【11月の主な天文現象】

11/8 下弦
11/ 11 水星が西方最大離角
…地球から見て水星が太陽の最も西側にあるとき。西方最大離角の前後数日間は、明け方、東の低い空で見つけやすくなります。
11/ 13 月と金星が並ぶ(明け方、東の空)
11/ 15 新月
11/ 17 しし座流星群が極大(出現のピーク)
11/ 19 月、木星、土星が並ぶ(日の入り後~20時頃、南西の空)
11/22 上弦
11/26 月と火星が並ぶ
11/30 満月
半影月食(16:30頃~20:55頃)
…月が地球の薄い影の部分に入り、暗く見える現象。肉眼ではわかりにくい現象ですが、18:43頃最も暗くなります。

【11月の星空】

★世界一のプラネタリウムで 東京の星空をライブ解説★


当日の天文現象や季節の星座を、時には情緒的に、時にはユーモアを交えながら、わかりやすくお話します。また、投映機「CHIRONⅡ(ケイロンⅡ)」は、世界最多1億4000万個を超える星々を投映するプラネタリウムとして世界一に認定。直径27.5mの大型ドームスクリーンに、微細な星の輝きが広がり、奥行き感のあるリアルな星空をお楽しみいただけます。

【投影スケジュールはこちら】

■全編生解説プラネタリウムのみどころ
「ベツレヘムの星」

クリスマスツリーのてっぺんには星が飾られることが多くありますが、この星はイエス・キリストの生誕を知らせた星「ベツレヘムの星」を模して飾られているものです。「ベツレヘムの星」は歴史に残る絵画にも数多く描かれています。実は、この星はある惑星の天文現象に関係があるという説が伝えられています。一体、どの惑星のどんな様子と考えられたのか、キリスト生誕当時の空を眺めてみましょう。プラネタリウムでクリスマスシーズンの星々をお楽しみください。

(投影期間:11/17(火)~12/27(日))