今月の星空

2021年02月一覧

2021年 2月の星空案内

星はいくつ見える?「すばる」を眺めよう

おうし座の背中のあたりに、プレアデス星団という淡い星の集まりがあります。日本では「すばる」とも呼ばれますが、この言葉は「集まって1つになる(統(す)ばる)」という意味を持ちます。古くから知られていた天体で、清少納言が記した「枕草子」にも登場します。星を見る場所の周辺の明るさや視力によって個人差はありますが、街中でも肉眼でいくつかの星が集まって輝く様子を見ることができます。ご自宅の近くから、または山奥などの暗い場所から、すばるの星々はどのように見えるでしょうか。ぜひ、色々な場所ですばるをご覧ください。

 

【2月の主な天文現象】

2/ 5 下弦
2/12 新月
2/19 月と火星が並ぶ
2/20 上弦
2/24 水星、木星、土星が並ぶ(明け方、東の低い空)
2/27 満月

 

【2月の星空】

★世界一のプラネタリウムで 東京の星空をライブ解説★


当日の天文現象や季節の星座を、時には情緒的に、時にはユーモアを交えながら、わかりやすくお話します。また、投映機「CHIRONⅡ(ケイロンⅡ)」は、世界最多1億4000万個を超える星々を投映するプラネタリウムとして世界一に認定。直径27.5mの大型ドームスクリーンに、微細な星の輝きが広がり、奥行き感のあるリアルな星空をお楽しみいただけます。

【投影スケジュールはこちら】

■全編生解説プラネタリウムのみどころ
「未来人が見る(かもしれない)星空」

多摩六都科学館のプラネタリウムは、コンピューター更新のため1月25日から2月15日までお休みいたします。
休み明け最初の全編生解説プラネタリウムでは、「デジタル式プラネタリウム」の機能をふんだんに使って10万年後や50億年後といった「はるか先の未来」の星空を再現します。星座の星々は、地球は、そして人類はどうなっているのでしょうか?
数時間後の「近い未来」をご案内する、今夜の星空解説とともにお楽しみください。

(投影期間:2/16(火)~4/11(日))