今月の星空

2021年07月一覧

2021年 7月の星空案内

注目は7月24日~26日! 月、木星、土星を眺めよう

この夏、木星と土星が見頃です。夏は日の入りの時刻が遅いため、空がすっかり暗くなるのは21時頃になります。その頃に南東の空に明るい星が2つ見つかったら、より明るい方が木星、やや暗い方が土星です。特に注目は7月24日~26日。木星、土星の並びに月が加わります。7月は24日が満月となり、明るい月を目印にすると木星や土星が見つけやすくなります。月の位置は日々変わるので、日ごと、見え方が変化する様子を見比べながら、毎日写真を撮るのもおすすめです。3つの天体がにぎやかに集合する様子をお楽しみください。

 

【7月の主な天文現象】

7/2 下弦
7/5 水星が西方最大離角
…地球から見て水星が太陽の最も西側にあるとき。西方最大離角の前後数日間は、明け方、東の低い空で見つけやすくなります。
7/7 七夕(今年の伝統的七夕は8月14日)
7/8 月と水星が並ぶ(明け方、東の低い空)
7/10 新月
7/12 月、金星、火星が並ぶ(夕方、西の空)
7/12~13 金星、火星が近くに並ぶ(夕方、西の空)
7/17 上弦
7/24 満月
7/24~26 月、木星、土星が並ぶ(21時頃~明け方)
7/31 下弦

 

【7月の星空】

★世界一のプラネタリウムで 東京の星空をライブ解説★


当日の天文現象や季節の星座を、時には情緒的に、時にはユーモアを交えながら、わかりやすくお話します。また、投映機「CHIRONⅡ(ケイロンⅡ)」は、世界最多1億4000万個を超える星々を投映するプラネタリウムとして世界一に認定。直径27.5mの大型ドームスクリーンに、微細な星の輝きが広がり、奥行き感のあるリアルな星空をお楽しみいただけます。

【投影スケジュールはこちら】

■全編生解説プラネタリウムのみどころ
「木星&土星ツアーズ2021」

木星や土星は肉眼でも見える明るい惑星です。天体望遠鏡を使えば地上からでも木星の縞模様や土星の環を見ることができ、教科書や図鑑には無人の探査機が間近で撮影した写真も載っています。でも、その景色を実際に見た地球人はまだいません。
プラネタリウムなら宇宙へひとっ飛び! 木星の表面をすぐそばで観察することも、土星の環に飛び込むこともお手の物。今年の夏は木星・土星を巡る宇宙旅行に出かけましょう!

(投影期間:7/6(火)~9/26(日))