今月の星空

2022年01月一覧

2022年 1月の星空案内

初日の出の前に! 31日~1日の明け方 月、火星、アンタレスの集合

2021年の大みそかと2022年元日は、明け方(午前6時頃)南東の低い空で、新月前の細い月と、火星、さそり座の赤っぽい1等星アンタレスが並びます。アンタレスの名前の由来はアンチ・アレス(火星に対抗するもの)であり、火星とアンタレスの赤さ比べを楽しむことができます。空の条件が良ければ、月の影の部分がうっすらと見える地球照(ちきゅうしょう)も見られるかもしれません。初日の出を見る予定の方はもう少し早起きをして、3つの天体の集合にもご注目ください。

 

【1月の主な天文現象】

1/1 月と火星が並ぶ(明け方、南東の低い空)
1/3 新月
1/4 月と水星が並ぶ(夕方、西の低い空)
1/5 月と土星が並ぶ(日の入~18時頃、西の空)
1/6 月と木星が並ぶ(日の入~20時頃、西の空)
1/7 水星が東方最大離角
…地球から見て水星が太陽の最も東側にあるとき。東方最大離角の前後数日間は、夕方、西の低い空で見つけやすくなります。
1/10 上弦
1/18 満月…2022年で月と地球が最も遠い満月
1/25 下弦

【1月の星空】

 

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