今月の星空

2022年 5月の星空案内

今月の星空2022年05月

5/1 新月 / 部分日食(日本からは見られない)/ 金星と木星が並ぶ(明け方、東の空)
5/2 月と水星が並ぶ(夕方、西の空)
5/6 みずがめ座η(エータ)流星群が極大※ (見頃は5日~7日の未明。1時間に5個程度)
5/9 上弦
5/16 満月 / 皆既月食(日本からは見られない)
5/21 小満 /【金星探査機あかつき打上(2010)】
5/22 月と土星が並ぶ(午前1時頃~明け方、南東の空)
5/23 下弦 / 月と土星が並ぶ(午前2時頃~明け方、南東の空)
5/25 月、火星、木星が並ぶ(午前2時頃~明け方、東の空
5/27 月と金星が並ぶ(午前3時半頃~明け方、東の空)/ 金星食(東京からは見られない)
5/29~31 火星と木星が並ぶ(午前2時頃~明け方、東の空)
5/30 新月
5/31 ヘルクレス座τ(タウ)流星群が突発出現(?)

※極大…流星群出現のピーク。前後数日間は流星が見やすくなる。

■水星観望に挑戦!
太陽系の最も内側をまわる惑星、水星。地球から見ても水星はいつも太陽のそばにあり、夜中に観察することはできません。水星を観察するには「日の入や日の出など、昼と夜の境目の時間帯」で、さらに「水星ができるだけ太陽から離れて見える時期」という条件が必要です。今年この条件が最も良いのが、4/20~5/7頃です。4/29に水星が東方最大離角となり、その前後数日間は日の入(18:30頃)直後に水星が見つけられるかもしれません。特に5/2と5/3は、細い月が水星を探す目印になります。水星は西の空のとても低いところに見えるので、見晴らしのよい場所をあらかじめ下見しておきましょう。
202205水星観望に挑戦!

■おとめ座の銀河たち
おとめ座の方向にはたくさんの銀河が存在します。銀河は恒星やガスやチリの集まり。そしてその中には……。キッズプラネタリウム「ペガロクきまぐれ宇宙旅行 ―わくわく銀河編―」、全編生解説プラネタリウム「ブラックホールを探せ!」にも銀河が登場します。お見逃しなく!
202205おとめ座の銀河たち

■今月の星空 ダウンロード
今月の星空2022年05月サムネ
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当日の天文現象や季節の星座を、時には情緒的に、時にはユーモアを交えながら、わかりやすくお話しします。また、投映機「CHIRONⅡ(ケイロンⅡ)」は、世界最多1億4000万個を超える星々を投映するプラネタリウムとして世界一に認定。直径27.5mの大型ドームスクリーンに、微細な星の輝きが広がり、奥行き感のあるリアルな星空をお楽しみいただけます。

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