今月の星空

2023年04月一覧

2023年 4月の星空案内

星図2023年04月

4/2 月とレグルスが並ぶ
4/5 清明
4/6 満月/月とスピカが並ぶ
4/11 月とアンタレスが並ぶ(明け方南の空)/金星とすばるが並ぶ(夕方~20時半頃、西の空)
4/12 水星が東方最大離角※
4/13 下弦
4/16 月と土星が並ぶ(明け方東の空)
4/20 新月/穀雨
4/22 月とすばるが並ぶ(夕方西の空)
4/23 月と金星が並ぶ/4月こと座流星群が極大※(見頃は22日深夜~23日未明。1時間に5個程度)
4/24 月と金星が並ぶ
4/26 月、火星、ポルックスが並ぶ
4/28 上弦
4/29 月とレグルスが並ぶ

※水星が東方最大離角…地球から見て水星が太陽の最も東側にあるとき。東方最大離角の前後数日間、夕方に西の低い空で見つけやすくなる。
※極大…流星群出現のピーク。前後数日間は流星が見やすくなる。

 

■春の星空をながめよう

冬の大三角が、西の空のずいぶん低いところに見えるようになりました。寒空に輝いていたシリウスもそろそろ見納めです。東には春の大三角がのぼっています。春の大三角のアークトゥルスとスピカは色の違いがわかりやすいので、何色に見えるか観察してみましょう。このふたつの星は北斗七星からたどる春の大曲線で探すとよいでしょう。
さて、冬の大三角と春の大三角の間には、黄道12星座のひとつ「しし座」があります。しし座の1等星レグルスは、すぐそばに月が並んで見えることがあり、探すときのよい目印になります。今月レグルスと月が並ぶのは4月2日と29日です。日々変化してゆく月の位置にも注目してみましょう。

 

■7つじゃない?! 北斗七星
202304北斗七星の星々の名前と等級 ひしゃくの形がわかりやすい北斗七星。街明りが多いところで7つの星全部を見つけるのはやや難しいのですが、天候や視力によっては全て見えることもあります。いくつ見えるか挑戦してみましょう。
一方暗いところでは、ミザールのそばに、もうひとつの星アルコルが並んでいるのがわかるかもしれません。このような、とても近くに並んだ星を二重星(にじゅうせい)といいます。

 

■今月の星空 ダウンロード

今月の星空2023年04月

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