今月の星空

平成28年3月の星空

3月に入っても夜空ではまだ冬の星が見えています。特にオリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンで結ぶ冬の大三角は街中からでもすぐにみつかります。冬の大三角が高く昇る頃、東の空でひときわ明るい星をみつけることができれば、それは木星です。大変明るい星なので、望遠鏡がなくてもすぐにわかります。明るい冬の星たちと一緒に本当の空で探してみましょう。
また、9日の昼間には「部分日食」を全国で見ることができます。日食は月が太陽を隠す現象で、東京では太陽の下方が欠ける様子がわかるはずです。観察する時には「日食メガネ」を使い、くれぐれも太陽を直接見ないように注意してください。

【3月の天文現象】

・1日…下弦の月
・2日…明け方東の空で月と火星が近づく
・4日…明け方東の空で月と土星が近づく
・6日…明け方東の空で月と金星が近づく
・8日…新月
・15日…上弦の月
・23日…満月
・24日…月と木星が近づく

【3月中旬夜8時頃の星空】

3月星図カラー

印刷用PDFはこちらから→ ほしぞら案内2016年3月