プレスリリース

大阪万博時代のロボットが蘇る!相澤ロボットショータイム

多摩六都科学館では、2018 年12 月22 日(土)~ 28 日(金)および2019 年1 月4 日(金)~7日(月祝)の
11 日間、「むかしロボット~相澤ロボットショータイム~」を開催いたします。
大阪万博でも人気を博した相澤ロボットの兄弟「ミスタースパーク」を期間限定で稼働。
当時と変わらぬ機構のまま、動く様子をご覧いただきます。

■相澤ロボットとは?
ロボット博士と呼ばれた故・相澤次郎氏(1903 ~ 1996)によって昭和30 ~ 40 年代に制作され
たロボットの総称です。相澤氏は「科学玩具を通じ児童福祉に貢献する」という目的で東京都保
谷市(現在の西東京市)に財団法人日本児童文化研究所を設立し、約800 体以上のロボットを
製作しました。神奈川工科大学と共同で実施された修復プロジェクトののち、「ミスタースパーク」
と「お絵かきりょうくん」の2 体が当館に寄託されました。

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ミスタースパーク

■ミスタースパーク
昭和37 年12 月23 日生まれ。今月56 歳を迎える。
体重は100kg 以上、身長は180 ㎝(座った状態では152 ㎝)。
手相を見る占い師のイメージで制作された。
多摩六都科学館 展示室3 しくみの部屋に、通常は座った状態で展示されているが、「ロクトロボットパーク」の期間中はロボットゆうえんちのメンバーの解説付きで稼働する。背面内部にある円盤の回転によってシーケンス制御されており、立ったり座ったりすることができる。

●むかしロボット~相澤ロボットショータイム~

2018 年12 月22 日( 土) ~ 28 日( 金)
2019 年 1 月 4 日( 金) ~ 7 日( 月)
時 間: ①10:30 ~ ②12:30 ~ ③14:30 ~(各回15 分)
会 場:多摩六都科学館 展示室3 しくみの部屋
協 力:株式会社MANOI 企画
入館料:大人500 円、小人(4 歳~高校生)200 円
参加方法:当日開催時間中、直接しくみの部屋にお越しください

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株式会社MANOI 企画の代表で、相澤ロボット修復プロジェクトのメンバーでもある 岡本正行氏は「私自身を振り返ってみても1970 年の大阪万博で相澤ロボを見ていなければ、今ロボットの仕事をしていないかも」と語り、その感動を今の子供たちに届けたいと熱意を持って活動されています。
このショータイムでは岡本氏率いる「ロボットゆうえんち」のロボットクリエイターが解説に立ち、
相澤ロボットを動かしながら、文化財的な価値や造作の巧みさ、動きのしくみなどをお話します。

【ロボットゆうえんち公式ブログ】

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期間中は冬の特別イベント「ロクトロボットパーク」を開催しており、
当館イベントホールではダンスパフォーマンスを見せるアイドルロボット「アイドロイド5」や、
AI 搭載で会話ができるコミュニケーションロボット「ATOM」も登場します。
ロボットの元祖とも言われる相澤ロボットと、最新のホビーロボットが一堂に会する機会は必見です。

冬の特別イベント「ロクトロボットパーク」

期 間:2018 年12 月22 日(土)~ 2019 年1 月7 日(月祝)
※12/29 ~ 1/3 は休館
時 間:9:30 ~ 17:00(入館は16:00 まで)
入館料 :大人500 円、小人(4 歳~高校生)200 円
協 力 : 岡本正行(株式会社MANOI 企画)