プレスリリース

秋の企画展「小さなともだち~だんごむしの世界~」開催と内覧会のお知らせ

多摩六都科学館では、10月9日(土)より秋の企画展「小さなともだち~だんごむしの世界~」を開催いたします。
子どもから大人まで幅広い世代で人気の“だんごむし”について、その生態や生活史を紹介するとともに、生態系での分解者としての役割について知る機会を提供します。
また身近な自然への興味を喚起し、生物多様性について考えるきっかけとします。

■企画概要
【名 称】秋の企画展「小さなともだち ~だんごむしの世界~」
【期 間】10月9日(土)~11月3日(水)
※10/11(月)、18(月)、25(月)は休館
【定 員】なし ※混雑状況によって入場制限を行う場合あり
【時 間】 9:30~17:00
【対 象】どなたでも参加できます
【会 場】多摩六都科学館 B1Fイベントホール
【料 金】入館料のみ(大人 520円、4歳~高校生210円)

■展示概要
●体のつくりを知る
巨大模型…小さくて見づらい体のつくりをすみずみまでダンボールの巨大模型で観察できます。

拡大模型…ダンゴムシのオス・メスとワラジムシの模型で分類学的位置づけや生態について詳しく紹介します。

むしのあし音コーナー…むしのあし音を振動で体感します。

●生態系での役割
拡大鏡展示…オカダンゴムシのフンにどんなものが入っているか確認しながら生態系での役割について学びます。

●生体展示
様々な種類のダンゴムシとワラジムシを展示します(国内種)。

・様々な種類のダンゴムシと会える!生体展示
注目の生体展示では、人家周辺でよく見かける「オカダンゴムシ」をはじめ、オカダンゴムシのアルビノと呼ばれる白い生体や、海岸の砂浜などに生息する「ハマダンゴムシ」など、普段では目にする機会の少ない種類が一堂に会し、見ることができます。
見た目や生態が似ている「ワラジムシ」も展示し、その違いについても紹介します。


▲夏の期間、担当者が野外採集してきたダンゴムシを館内で飼育している様子


・ダンゴムシの世界をあらゆる角度から体感する
本展では、様々な方法で観察を試みます。
例えば“むしのあし音コーナー”では、「虫マイク」でダンゴムシの足音を録音したものを映像とともに流し、その振動を感じることでダンゴムシの世界を臨場感をもって体感できます。
また、拡大鏡を使ってダンゴムシのフンを観察し、普段食しているものを知り、その営みがどのように生態系での役割を果たしているかを学びます。

▲2019.6月に実施した「虫の足音を聞いてみよう」での様子。本展でも同じような装置を設置する。


▲拡大鏡を用いた展示の様子。

■さらに関連イベントでダンゴムシを深掘り!
10/31(日) だんごむしとあそぼう
キットを用いてダンゴムシ迷路をつくり、実験しながらダンゴムシの習性と、基本的な生態や生活史について紹介します。
また陸上の生態系での分解者としての役割について理解を深めます。

11/3(水)〈ろくとほんとのワークショップ〉じっくり観察、だんごむし
子どもたちにもなじみのあるダンゴムシについて、絵本の読み聞かせと本物の観察を手掛かりに、体のつくりを学んでいきます。

▲2019.11月に実施した時の様子。この時は「紙」をテーマに工作と読み聞かせを行った。

■プレス内覧会のご案内
【日時】10月8日(金) 15:00~16:00
【場所】多摩六都科学館 イベントホール
・企画担当スタッフが展示を解説、皆様からのご質問にお答えします
・会場内の撮影も可能です

ご参加の場合は、広報担当まで次の内容をお知らせください
① 御社名(媒体名) ②人数、駐車スペース(要・不要)