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展示物解説 「スペースシャトル」 (チャレンジの部屋)

スペースシャトル (チャレンジの部屋)

【解説】

スペースシャトルとはアメリカのNASAが開発した再使用型宇宙機のことをいいます。1981年4月12日 「コロンビア号」がスペースシャトルとして初めて飛行に成功しました。
1992年9月に行われた毛利衛宇宙飛行士のスペースシャトル搭乗以降は 向井千秋宇宙飛行士、岩田光一宇宙飛行士、土井隆雄宇宙飛行士、野口総一宇宙飛行士、星出彰彦宇宙飛行士、山崎直子宇宙飛行士の7名が計11回スペースシャトルに搭乗しました。2011年8月31日をもってスペースシャトル計画は正式に終了したため、2010年に搭乗した山崎直子宇宙飛行士が日本人最後のシャトル搭乗者となりました。

最終的に宇宙まで飛べる機体は5体ありましたが、チャレンジャー号とコロンビア号の2機は事故により失われました。残りの3機はメインエンジンなどの推進系の取り外し改造が行われているため、今後の飛行は不可能となっています。エンデバー号はカリフォルニアサイエンスセンター、アトランティス号はケネディ-宇宙センター、ディスカバリー号は国立宇宙博物館にて展示されています。

参考資料 JAXA|宇宙航空研究開発機構 https://www.jaxa.jp/

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