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展示物解説 「自然のひきだし」 (自然の部屋)

自然のひきだし (自然の部屋)

【解説】

子供たちに「なんだろう?」という気持ちを抱いて観察してもらえるよう、引出しの中に昆虫標本を入れて紹介しています。引出しの位置が低く、標本箱も横置きになっているため、小さな子供でも観察しやすいです。

引出しに入っている昆虫標本は図鑑などでよく知られていますが、科学館周辺ではもう見ることが難しくなってしまった昆虫を主に展示しています。例えば、水生昆虫のゲンゴロウやタガメは都内ではほぼ絶滅状態にあり、ホタルやオオムラサキなどは保護・繁殖活動が行われています。

標本やはく製はその生きものが実際に生きていたからこそ存在します。図鑑だけで知っていた生きものの「本物」を見ることで、標本から生きものとしての昆虫を実感できるような展示になっています。

 

©dwarf/多摩六都科学館