星占いの星座を探してみよう
春の星座が南の空で見ごろを迎え、夜空でも春が始まりました。まだ西の空には冬の星座が見えていますが、冬と春の星空には1等星を持つ星占いの星座が集まっています。西から東へと誕生日の順に探してみましょう。
西の空で輝く木星のすぐそばのアルデバラン(おうし座)から、ポルックス(ふたご座)、レグルス(しし座)、スピカ(おとめ座)と1等星を一列に結ぶことができます。
今月は26日に今年唯一の月食がありますが、月が欠け始めてすぐ沈んでしまうため、ほとんど見ることができません。来年は皆既月食がありますので、月食観望は来年まで待ちましょう。
29日には土星が「衝(しょう)」になります。「衝」とは、「太陽-地球-土星」のように地球をはさんで太陽と惑星が正反対の位置になることです。地球から見ると、太陽が沈むのと入れ替わるように東から惑星が昇るため、一晩中見られるようになります。
【4月の天文現象】
1日 水星が西方最大離角
3日 下弦の月
10日 新月
14~
15日 月と木星が並ぶ
18日 上弦の月
25~
26日 月と土星が並ぶ
26日 満月・部分月食(明け方)
29日 土星が衝
【4月中旬夜8時頃の星空】