プレスリリース

やさしい日本語で科学館・プラネタリウムを楽しもう! 2020年1月 多文化共生に向けた取り組み

多摩六都科学館では、来る1月に、外国にルーツを持つ子どもを対象としたイベントを2件開催します。「誰もが科学を楽しみ交流できること」を目指し、地域に在住する外国人の方々にも科学館を楽しんでいただくために、当館のメインコンテンツである展示室とプラネタリウムについて、やさしい日本語(※)を使ったイベントを企画しました。

※やさしい日本語とは
阪神・淡路大震災をきっかけに、外国人への情報提供方法のひとつとして「やさしい日本語」の取り組みがはじまりました。外国人だけでなく、子ども、高齢者、障害を持つ人など様々な人にとってもわかりやすい点で、”優しくて易しい”日本語といえます。当館は様々な人が集う場であるため、今年はスタッフ向けのやさしい日本語研修会を実施し、臨時休館の際のお知らせや、スポット展示に活用をはじめたところです。

【イベント概要】

【1】やさしい日本語ワークショップ 科学館の絵本をつくろう

内 容:科学館を探検したあと、デジタル絵本と紙の絵本を作ります。
※やさしい日本語による説明です(英語通訳もつきます)
期 間:2020年 1月12日(日)
①10:00~12:30 ②13:30~16:00
場 所:多摩六都科学館 レクチャールーム
講 師:朝倉民枝(株式会社グッドグリーフ)
定 員:各回10組

【2】やさしい日本語でプラネタリウムをたのしもう

内容:プラネタリウムの解説をやさしい日本語で行い、当日見える星空について学びます。
(※別室で、色々な国の天文に関する言葉や、解説に使う言葉を事前学習します。)
期 間:2020年1月18日(土) 16:00~17:30
場 所:多摩六都科学館 レクチャールーム、サイエンスエッグ
定 員:15組

《【1】【2】共通事項》
対  象: 外国にルーツを持つ小学生(【2】は高校生まで)とその保護者
外国にルーツを持つ小学生と日本人の小学生のお友達と保護者
※参加者以外の同伴不可
参加費:入館料のみ(小人210円、大人520円)
申込方法: ウェブサイト専用フォームから事前申込
※詳細・やさしい日本語でのご案内はチラシをご確認ください

画像に含まれている可能性があるもの:1人

写真の説明はありません。

※この事業は「ミュージアムを中心とした地域の多文化共生推進プロジェクト」の一環として実施します。
平成31年度文化芸術振興費補助金/地域と協働した博物館創造活動支援事業(博物館を中核とする文化クラスター形成支援事業)です。