多摩六都科学館では、7月19日(水)に、講演会「ロクトサイエンスレクチャー宇宙を統べる数式が美しい」と全編生解説プラネタリウム「ブラックホールをさがせ！～天の川銀河編～」を開催します。大人の旺盛な向学心に応えるべく、対象を大人向けに設定し、“ブラックホール”をキーワードに専門家と天文学について考える平日の特別プログラムです。併せて受講・観覧することで、より理解が深まります。

イベント❶＞＞＞
ロクトサイエンスレクチャー
「宇宙を統べる数式が美しい」
【日　時】7月19日(水) 10：00～12：10
【講　師】坂元 眞一 (サイエンス・メディア・ラボ 科学コミュニケーター）
【会　場】 多摩六都科学館 ／ 科学学習室
【対　象】高校生(相当)～大人　
【定　員】 48人 ※参加者以外の入室不可
【料　金】入館券のみ（大人 520円、高校生210円）
【申込方法】抽選 ※締切　7/7(金)必着

〈坂元 眞一氏〉

◆ポイント◆　“美しい”この世界を記述する科学の共通言語
宇宙から素粒子まで、物理現象を表現する数式は時に“美しい”と表現されることがあります。“美しい”とはどういうことか。本講座では演示実験も交えながら数式の意味について解説し、物理法則が成り立つ宇宙について考えるきっかけを提供します。
また、万有引力の法則や、ブラックホールの存在を表すアインシュタイン方程式も取り上げ、数式という観点からブラックホールについて考察します。

 

イベント❷＞＞＞
大人向けプラネタリウム
「ブラックホールを探せ！～天の川銀河編～」
【日　時】7月19日(水) 13：10～13：55
【会　場】 多摩六都科学館／サイエンスエッグ
【対　象】中学生～大人　※小学生以下は入場不可
【定　員】 234人 ※参加者以外の入室不可
【料　金】観覧付き入館券（大人 1040円、中・高校生420円）
【申込方法】当日開館時よりインフォメーションにて先着順

◆ポイント◆　“見えない”天体の存在を明らかにする方法
私たちが暮らす天の川銀河の中心「いて座A*（スター）」を取り上げ、2020年にノーベル物理学賞を受賞した、ブラックホールの存在を示す「間接的な証拠」である研究と、「視覚的かつ直接的な証拠」であるブラックホールシャドウ撮像のしくみについて解説します。プラネタリウムドームならではの迫力のある映像も用いながら、普段あまり天文学に馴染みのない方にも楽しめる構成となっています。