プレスリリース

2023夏の特別企画展「魚の口~食べるは生きる~」7/22(土)よりスタート!

多摩六都科学館では、7月22日(土)より夏の特別企画展「魚の口~食べるは生きる~」を開催いたします。魚は生きもののなかで、初めに顎を持ったといわれています。その魚たちは生きるために、食べるためにどのようにその口を進化させてきたのか、多種多様な生態・形状に迫りながら、身近な生きものを、“口”というユニークな視点から学んでいく企画展です。

■企画概要

【名 称】夏の特別企画展 魚の口 ~食べるは生きる~
【期 間】7月22日(土)~9月3日(日)
※8/21,28,9/1は休館
【時 間】9:30~17:00
【会 場】多摩六都科学館 B1Fイベントホール
【料 金】入館料のみ(大人 520円、4歳~高校生210円)
【協 力】市川陽一(むさしの自然史研究会)、KeiCraft、松村観賞魚
(以下 五十音順)稲取マリンスポーツセンター、大阪 海遊館
葛西臨海水族園((公財)東京動物園協会)
国営沖縄記念公園(海洋博公園)沖縄美ら海水族館
サンシャイン水族館、新江ノ島水族館、名古屋港水族館、(株)フォトロン

※会場の混雑状況によって入場制限をする場合があります

■企画意図

動物の形状は進化の過程で生息環境や生態に合わせ変化をすることが多く、多様性に富んでいます。特に、生命活動の礎ともいえるエネルギーを得るための行動、「捕食」に利用される「口」や「歯」の形状はその動物の食性や生態・生息環境が表されていることが多いです。本企画展では生物の中で初めて顎を獲得したとされ、かつ、脊椎動物中最も種数が多く、陸水域から深海域まで幅広い環境に生息する魚をテーマとしました。「口」、「歯」の形体から見えてくる魚の食性や生態・生息環境を紹介することにより、生態系や生物の多様性について理解を深める機会を提供します。

POINT▶口の構造や歯の形をリアルに知る

本展では、フグ・カエルアンコウなどの生体展示から、食性の異なるマイワシ・アユの剥製、肉食性サメの顎骨標本など約20点の標本を展示。エラや顎・歯といった器官を間近で観察することができます。

【コノドント化石】
カンブリア紀から三畳紀(6億年前から1億8千万年前)の地層から発見された歯状の微化石


【サメの顎骨標本】
原寸大のホホジロザメの顎骨標本



【魚の頭の骨格標本】
企画展スタッフ自ら魚の頭の骨格標本を作製

POINT▶捕食シーンを集めた映像展示

普段、観察する機会の少ない魚の捕食シーン。本展では全国の水族館などの協力を得て、その貴重な姿を捉えた見ごたえたっぷりの映像を集めました。餌となる生きものの捕まえ方、口の動きなど、魚たちはどんな捕食の仕方をしているのかじっくり観察することができます。


映像協力・撮影場所:サンシャイン水族館

関連イベント❶
7/30(日)
マイワシのペーパークラフトをつくろう

標本展示予定のマイワシの工作を通し、体のつくりをじっくり観察する機会を提供します。ペーパークラフト作家の制作裏話も聞きながら、魚の形状へのより深い理解を促します。

関連イベント❷
8/13(日)
海のハンターバトル~「食べる」で知る魚の生き様~

獲物が少ない環境で生きるための食べる進化と、体の小さな幼魚たちが見せる食べられないための進化。
生き様がぶつかり合う海中ドラマを、写真と映像満載でお届けします。 ※オンラインでも視聴できます。


プレス内覧会のご案内
7月21日(金)
15:00~16:00

●企画担当スタッフが展示を解説、皆様からのご質問に
お答えします
●会場内の撮影も可能です

ご参加の場合は、広報担当まで次の内容をお知らせください
→御社名(媒体名)、人数、駐車場スペース(要・不要)