プレスリリース

秋の企画展「プラネタリウム100年~歴史としくみ~」10/7(土)よりスタート!

人類の好奇心を物語る、プラネタリウムの技術と進化に注目!

多摩六都科学館では、10月7日(土)より秋の企画展「プラネタリウム100年~歴史としくみ~」を開催いたします。2023年はドイツで近代的なプラネタリウムが誕生して100周年。世界中の各所で様々な企画が開催される中、本展では当時の人々を驚かせた革新的な技術・装置から、時代と共に進化を重ねてきた100年の歩みをたどります。

■企画概要
【名 称】秋の企画展「プラネタリウム100年 ~歴史としくみ~」
【期 間】10月7日(土)~11月5日(日)
※10/10,16,23,30は休館

【時 間】9:30~17:00
【会 場】多摩六都科学館 B1Fイベントホール
【料 金】入館料のみ(大人 520円、4歳~高校生210円)
【協 力】
日本プラネタリウム協議会(JPA)
(株)五藤光学研究所、なかのZEROプラネタリウム
GOTO image works(株)、(株)アストロアーツ
(株)オリハルコンテクノロジーズ

■企画意図
人類は昔から地上に星空を再現することを試みてきました。1923年、ついに光学式プラネタリウムがドイツで誕生すると、すぐに世界中に広まりました。その後も科学の発達と共に目覚ましい進歩を遂げ、現代では日中でも気軽にプラネタリウムで星の世界を楽しむことができます。
本展では、プラネタリウム本体の機械・技術面に着目し、装置のしくみやどのようにして複雑な天体の動きを正確に再現してきたかなど、当時の人々の豊かな発想とアイディア、星空への情熱に触れ、100年の歴史が積み重ねてきた科学技術の進歩の過程を紐解いていきます。さらに工作やワークショップなどの体験を経て、プラネタリウムの新たな楽しみ方を広げ、科学技術への興味を誘う機会を提供します。


▲世界初の光学式プラネタリウム「ツァイスⅠ型」
本展では原寸大のタペストリーで紹介します
(画像提供:ZEISS Archives)

■展示内容

ポイント>>アナログ時代の技術の高さを知る

アナログ型のプラネタリウムには惑星棚とよばれる部分に太陽、月と、肉眼で見える5つの惑星の投映機が収められています。それぞれの投映機は複雑なメカニズムで動いて、地球から見て太陽や惑星が夜空に見える位置を正確に表します。デジタル技術が発達していない時代、その動きを歯車で正確に再現していました。本展では50年以上前から活躍していた実際の惑星棚や、貴重な部品類を展示し紹介します。


▲惑星棚

ポイント>>体験しながらしくみを学ぶ

会場には、気軽にプラネタリウムのしくみや操作を体験できるコーナを設置。星をひとつひとつ光の点で表現するピンホール式プラネタリウムの簡易版で星を投映したり、星座の等星を知ることができるパズルのほか、小型半球型のペーパードームで実際に星座絵を出したり消したりする操作などを体験しながら解説員の気分を味わうこともできます。


▲ペーパードームの映像の様子 (画像提供:GOTO image works (株))

■注目の関連イベント

★10/21(土)/18:45~19:50
〈プラネタリウム100周年記念事業〉
全国一斉プラネタリウム100周年記念イベント
プラネタリウム100周年を記念して、日本全国のプラネタリウム館をZoomでつなぐ一斉イベントを開催します。世界からのメッセージやオリジナル映像を交えつつ、プラネタリウムが誕生した100年前の星空を映し出します。プラネタリウムの歴史を振り返りながら、プラネタリウムの魅力を発信し、未来の発展につながることを目指します。

★9/26(火)~12/22(金)
〈全編生解説プラネタリウム〉
ロクトのプラネタリウム大解剖!
約2カ月ごとにテーマが切り替わるプラネタリウム番組では、本展の期間に併せて今年が近代的なプラネタリウムの誕生から100周年を迎えることや、当館のプラネタリウムがどのように投映されているかを紹介します。恒星球と惑星棚の違いや、光学とデジタルとの併用、番組制作の過程まで、多摩六都科学館のプラネタリウムのしくみを大解剖します。はじめに当日の夜に東京で見える星空の星座解説もあります。


プレス内覧会のご案内
10月6日(金)
15:00~16:00

●企画担当スタッフが展示を解説、皆様からのご質問に
お答えします
●会場内の撮影も可能です

ご参加の場合は、広報担当まで次の内容をお知らせください
→御社名(媒体名)、人数、駐車場スペース(要・不要)