多摩六都科学館(東京都西東京市、館長:髙柳雄一)では、
全編生解説プラネタリウム「一陽来復(福) 冬に至る日」を投影しています。
冬至を表す言葉のひとつ「一陽来復」に込められた”特別な意味”を太陽が昇る高さに着目し、一年の中での変化とその理由を紹介します。冬至を、科学と文化の両面からひも解く45分間です。
担当者が撮影した日の出の様子を番組ポスターに使用した
冬至から新春の空に思いを馳せる
時間や暦の概念は、天体の動きの観察から生まれました。
この投影では、一年間の太陽の動きを紹介し、人々が継承してきた文化的要素についても紹介します。冬至を意味する「一陽来復」という言葉は、冬至そのものを表す言葉ですが、その先に良い事があるという意味から転じて、“福”の字をあてるようにもなりました。当日の星空紹介とともに、当館の天文解説員による生解説でたっぷりとお聞かせします。
担当者が取材した小平神明宮での祭祀の様子(画像提供:小平神明宮)
担当者よりひとこと
日本では冬至にまつわる様々な風習が今も残っています。世界的に見ても同じ時期に大きな祭祀が行われていて、天体の動きと人類の営みが密接に結びついていることが分かります。この投影では、小平市の寺社で毎年行われている祭祀を取材し、その様子も映し出します。
城 孟徳(じょう たけのり/天文グループ解説員)
番組概要
期 間:2024年11月26日(火)~2025年2月2日(日)
時 間:平日水曜を除く 午後3時50分~
土日祝 及び 水※ 午後1時10分~、3時50分~
※12/18(水)・1/29(水) 午後1時10分は「大人向けプラネタリウム」のため投影なし
※12/21(土)~25(水) 特別番組のため投影なし
対 象:どなたでも(小学2年生以下は保護者と観覧)
料 金:観覧付き入館券 大人1,040 円、4歳~高校生420 円