今月の星空

平成27年10月の星空

早起きをして東の空に大注目!

 太陽系の惑星の中で肉眼で見えるのは地球を除くと水星・金星・火星・木星・土星の5つです。今月はこの惑星を全て見ることができるかもしれません。
 夕方には西の空で土星、明け方には東の空で水星・金星・火星・木星を同時に見る絶好のチャンスなのです!中でも水星は太陽に最も近いため、地球から見るのが難しい惑星です。明け方か夕方のほんの短い時間しか見る事ができません。太陽と水星が最も離れて見えるのが16日なので、この日の前後は4つの惑星が並んでいるのが見えるはずです。
 特に金星・木星はとても明るい星なのですぐにみつけることができます。今月はぜひ早起きをして、東の空を眺めてみましょう。

【10月の天文現象】

・5日… 下弦の月
・8~10日…明け方の東の空で金星,火星,木星,月が並んで見える
・13日…新月
・13~17日頃…明け方の東の空で金星,火星,木星,水星が並んで見える
・21日…上弦の月
・20~30日頃…明け方の東の空で金星,火星,木星が非常に近づく
・27日…満月

【10月中旬夜8時頃の星空】

10月星図カラー

 印刷用PDFはこちらから→ ほしぞら案内2015年10月