プレスリリース

春の特別企画展 -「47都道府県の石 -県の石」を見てみよう-開催と内覧会のお知らせ

※2021.5.31追記【会期延長のお知らせ】 
本企画展は会期を延長し、6月5日(土),6日(日),12日(土),13日(日)の4日間、開催することとなりました。


多摩六都科学館では、3月20日(土)より春の特別企画展「47都道府県の石-「県の石」を見てみよう-」を開催いたします。各都道府県で選定されている「県の石」のうち、岩石・鉱物・化石のいずれか1つを展示し、来場者の出身地やゆかりのある土地の地質標本をきっかけに大地の性質や成り立ちへの興味関心を高める機会を提供します。

■企画概要
【名 称】春の特別企画展
47都道府県の石-「県の石」を見てみよう‐

【期 間】3月20日(土)~5月9日(日)
 →会期延長 6月5日(土),6日(日),12日(土),13日(日)
※4/9、12~15、19、26、5/6は休館
※4/16、20~23、27、28は閉場
【時 間】9:30~17:00
【会 場】多摩六都科学館 B1Fイベントホール
【料 金】入館料のみ(大人 520円、4歳~高校生210円)
※会場の混雑状況によって入室制限をする場合があります

■47都道府県の石が出揃う!「県の石」で日本列島をめぐる企画展
「県の石」は2016年に日本地質学会が47都道府県の特徴的な地質標本を選定したものです。都道府県それぞれに岩石、鉱物、化石の3つが選定されており、総数141の「県の石」があります。日本は複雑な地質構造をもつ世界でも特異な場所であり、地域特有の「県の石」を選定することで、一般市民の方々に大地の性質や成り立ちに関心を持ってもらうことを目指して選定されました。
標本によってはその土地を訪れると誰でも気軽に観察できるものから、産出地域などが限定的で実物を観察するのが難しいものもあります。
多摩六都科学館では2016年以降収集活動を続け、各都道府県から岩石、鉱物、化石のいずれか1つをそろえることができました。本展ではそれらを一堂に集め、産出地とともにご紹介します。コロナ禍で、全国各地へ赴くことが難しい今、遠方へ旅するような気分で、日本の各地の石を観察し、地球の成り立ちに目を向けるきっかけとなる場を提供します。

↑東京都の岩石/無人岩(むにんがん)

↑新潟県の岩石/ひすい輝石岩

多摩六都科学館「県の石」リストはこちら

・会場では「地学ニュースレター」最新号を配布
地球の構造や、岩石・鉱物・化石のでき方など地学の基礎的な知識と「県の石」リストは、「地学ニュースレター」で確認できます。
(館内にて無料配布)

・一部の「県の石」は展示室5地球の部屋でも
常設展示しています


■当館オリジナル!
47都道府県の石“ハンドブック”も販売
本展で展示する47都道府県の石を写真とともに詳しく紹介したハンドブックを販売。各石やその土地に関連する身近な話題を掲載した、手のひらサイズの書籍。企画展が終了した後も、いつでも楽しめるように、補完資料としての役割だけでなく独立した書籍として充実した内容になっています。

書籍サイズ:A5 税込み770円
当館ミュージアムショップにて販売


■注目の関連イベント!

3/28(日)「大人のための地球科学入門
大人の知的好奇心に応える企画“大人のための”特別講座。毎回人気を博している地球科学入門を、本展期間中にも開催します。地球規模の大きなスケールの活動と、身近な場所で観察できる地質・地形について、専門スタッフが解説します。地学を勉強してきた方にも初心者の方にも楽しんでいただける内容です。

講師:小田島 庸浩(研究・交流グループ)
時間:11:00~12:30
会場:科学学習室
対象:大人(18歳以上)
※参加者以外の入室不可
定員:16名
申込:事前申込/締切3月15日(月)必着

その他の関連イベントも充実!
・4/18(日)「川砂から鉱物発見~御岳渓谷の川原で観察しよう~」
・4/24(土)「鉱物で万華鏡をつくろう」
・5/1(土)、2(日)「鉱物でサンキャッチャーをつくろう」

※多くの利用者が安全に楽しめる会場づくりを実施しています
感染対策として、会場内の換気状態を計測し、参加者が安全に身体距離を保って運営できるよう、適正値を割り出して場内人数を設定しています(上限50名)。混雑状況によっては入場制限を行い、待機列を整備します。来館者にはマスクの着用と手指消毒の協力を促し、幅広く多くの利用者が安全に楽しめるような会場づくりをしています。

当館の新型コロナウィルス対策について詳細はこちら

■3月19日に関係者向けの内覧会を開催いたします。
【日時】2021年3月19日(金)15:00~16:00
【会場】多摩六都科学館 B1Fイベントホール
・企画担当スタッフが展示を解説、皆様からのご質問にお答えします
・展示室内の撮影も可能です
ご来館いただける場合は担当までご連絡ください。