時の記念日は、日本書紀にある「天智天皇が671年6月10日に近江京(現在の滋賀県大津市)で水時計である漏刻を設置し、時を知らせる鐘鼓が鳴らされた」との記述によることを、5月26日のロクトリポートでもお伝えしました。
今回は、その『漏刻』の作り方をご紹介します。
【用意するもの】
●少し太さの異なるストローを2本ずつ(ここでは 約6mmと約5mmを用意)
●段差を作れるもの(ここでは発泡スチロールレンガ3個を使用)
●水(色をつけてあると観察しやすい)
【道具】
テープ、バット(水がこぼれても大丈夫なように)
【作り方】
①水が通る管を作る
太いストローの中に細いストローを曲がる部分が重なるまで差し込み、テープでとめる。
同じものを2セットつくる。
②バットの中で段差をつくる
ここでは発泡スチロールレンガ3個で3段をつくる。
④最上段のコップの中に水を入れる
(画像はわかりやすいように水に色を着けています)
ここに、先ほど作ったストローの管を組み合わせて漏刻の完成です。
それではどのようにして、これが水時計になるのでしょうか?使い方編へ続きます。
【時の記念日100周年企画】漏刻を作ろう!(使い方編)
【時の記念日100周年企画】漏刻関連記事
vol.0 日本の「時間」始まりの地『飛鳥』
vol.1 漏刻を作ろう!工作・準備編
vol.2 漏刻を作ろう!使い方編
vol.3 漏刻を作ろう!原理編
vol.4 漏刻を作ろう!実験編