8月は暦の上では秋のはじまりですが、まだまだ暑い日が続きます。寝付けない夜にはのんびり空を見上げてみませんか。星座を作る星はどれも光の速さで何年もかかるほど遠くに輝いています。たとえば、はくちょう座のしっぽに輝く一等星・デネブの光は約1400年かけて地球まで届いています。小中学生のみなさんは、この夏休みを使って自由研究でいろいろな星について調べてみるのもいいのではないでしょうか。
毎年8月1日~7日はスターウィークという星空に親しむ一週間です。今年のキャッチコピーは「夜空のわくわくをキミと」です。たとえば誰かと違う場所から同じ時刻に星空をながめる約束をしてみませんか。もしかすると同じ流れ星を見つけられるかもしれません。8月12日前後はペルセウス座流星群を見るチャンスです。星空のきれいな場所では1時間あたり60個ほど流れ星が見えることも。できるだけ空の暗い安全な場所から観察をしましょう。
【8月の天文現象】
4日 : 新月
5日 : 地球が太陽から最も遠くなる
7日 : 小暑(暑くなり始める頃)/七夕
9日 : 月と木星が近づいて見える
12日 : 上弦の月
16日 : 月と土星が近づいて見える
20日 : 満月
22日 : 大暑(暑さが本格的になり始める頃)
27日 : 下弦の月