ロクトリポート

けやき小学校 総合的な学習

先週の1/9(木)から「西東京市の自然を守る」研究発表展示を行っています。
今回の展示は、西東京市立けやき小学校5年生の皆さんの約半年間にわたる取り組みの成果です。

9月に東大田無演習林でのフィールド学習、10月に市民団体との対話学習などを行い、本やWEBでの調べものにとどまらない研究発表となっています。

この取り組みは、けやき小学校の教諭の発案で、小学校・市民・大学(研究機関)・科学館が連携して実施しました。これからも世代を越えて地域をつなげる大きな流れに育てていければと考えております。

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けやき小学校の教諭からのコメントも一部抜粋してご紹介します。

子供たちは、4年次に「森林が自分の生活を支える水とつながっていること」、5年次に「環境を守ることが農産物や水産物を豊かにすること」を学びました。また、ニュースなどから地球温暖化や異常気象についての知識をある程度もっていました。しかし、環境問題について自分のこととして捉えることができず、環境を守ることを日々の生活の中で実践するまでにはいたっていません。そこで、身近な西東京市の自然を取り上げ学習を行うことになりました。

東大農場・演習林(※)を訪れた後、「東大農場・演習林の存続を願う会」の活動について学びました。お話を聞く中で、環境を守るための努力を知り、自分たち自身が環境を守っていきたいという気持ちを持つことができたのではないかと思います。
環境を守るために自分たちにできることについて調べ、自分たちの考えを発表することができました。

(※東京大学大学院生命科学科学研究科附属態調和農学機構及び同研究科附属田無演習林)